自殺した人の脳に共通する特徴とは
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自殺リスクが高い人は、否定的な情報には過敏なのに肯定的な情報にはあまり反応しない。そのため、自分の周りの世界は冷たく敵ばかりと感じてしまう。とのこと。
ツイッターで文句や批判ばかりしている人もその傾向があるが、それが自殺に向かわないのは、攻撃性を誰か外側の他人に向けているからだろうか。すごく興味深い。総括すると、自殺傾向があり、衝動性の強い人が自殺に帰結しやすいということだろうか。
自殺傾向の有無を機械学習で判別できるということは、自殺願望のようなものが、曖昧な感情の推移に依るものではなく、特定の脳のはたらきによって説明できることを示唆する。これが分かれば、自殺傾向の強さを定量化できて、有効な対策だけを講じることができる。まだ道は遠いが。
診断することの意図は、自身の自殺傾向を自覚することが、冷静な判断を促し、自殺を思いとどまらせるという期待と、データを集めて研究を加速させるところにある。リッチマンは知っているにもかかわらず自殺してしまったが、完全に防ぐことはできないというだけで、効果がないとは断定できない。
すごく興味深い題材で、どうして自分がこんななのか知りたいから、いつか、一連の出来事を本にしてほしい。