欧州の5G整備費、中国製の通信機器禁止で620億ドル増へ=業界分析
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中国の電子デバイス等の使用禁止によって、5G通信網の整備コストは跳ね上がるでしょう。しかし、長期的に見れば、中国製通信機器等を用いた場合に、中国がネットワークをコントロールして情報を一手に握り、情報同様に経済的利益も中国の独占状態になる可能性もあります。
ネットワークをコントロールするということは、IoTなどにおいて、各端末が得る情報も全て入手することにもなります。ネットワークをコントロールする者と単に使用する者との間の情報格差は圧倒的になるでしょう。
これまで、日本や欧米の企業は、莫大なコストがかかる5G開発に消極的でした。お金がかかることは、他の誰かがやってくれれば良い、自分はそれを利用して利益が上げられれば良い、と考えていたのかもしれません。
利益を上げるための組織である民間企業としては、あり得るオプションかもしれませんが、「誰か」に名乗りを上げたのは中国企業でした。HUAWEIなどは桁外れの投資を行なって、5G開発を行なってきたのです。
中国がネットワークをコントロールしたら、どのような安全保障上の、また、長期的にどのような経済的な影響が出るのか、しっかりと分析する必要があるでしょう。
中央ヨーロッパの安全保障の会議に、今年から突然、中国の代表団が増え、スピーカーが増え、プレゼンスを増しました。ヨーロッパで中国支持を広げようというのです。日本は、分析と同時に、同じ民主主義国家であるヨーロッパ諸国と認識を共有する必要もあります。ファーウェイの最先端な導入コストも安くて省スペースな基地局導入すれば世界的にみんな大きな恩恵を受けれるはずなのに、それを禁止したら、、なんだか残念ですね。最近のファーウェイの創業者の特集読んで。間違ってるかもですが