「あいみょん」がここまで支持される音楽的必然
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音楽は、楽曲と歌詞は当然の事、それを歌うミュージシャンの雰囲気とリリースされた時代背景に、ヒットするか否かは大きく影響を受けます。あいみょんの曲はシンプルなカノン進行に合わせて友達に話しかけるような歌詞なのですが、これがストリーミング時代の特徴である「なんとなく聞く」という音楽文化と等身大キャラのあいみょん本人とマッチして、これだけの大ヒットになったのだと思います。狙っているんでしょうから、凄い才能ですよね。
言い換えると、20年くらい前に主流だった、転調を繰り返しながらテクニカルなフレーズを多用する、所謂”作り込む系”の楽曲は、なかなか売れない時代になってしまったんですよね。音楽が売れない時代に、作り込むことが評価されにくいなんて、皮肉な感じです。先日ふとした会話の中で、「あいみょんとか好き」と若い社員に言ったら、「またまたぁ〜。無理しなくていいですよ」と言われました。笑
ですが、10代20代だけでなく、30代でも好きになる要素がたくさん詰まった楽曲ばかりだと思います。過去の良い音楽のメロディーを
引用して自分のものにすることを
「サンプリング」と言い、邦楽では
あまり見られませんが
(邦楽サンプリングした邦楽まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2135469137399509801)
洋楽だと頻繁にみられることで
過去の音楽で自分が親しんだものに
自分の音楽をのせていくというスタンスが
ある意味で、テンポレベルでなされていて
それが日本人の音楽的嗜好に近かったという
本記事の分析はかなり面白いですね。
アイドル文化で考えてみても
コード進行やテンポ感は明らかに
似ているものが多いのでそこも
分析してみるとアイドルヒットメイカーAIとか
創れるかもしれません。