自動車業界、対メキシコ関税のコスト検証 一部出荷延期も
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帝国データバンクでは昨年8月、「メキシコ進出企業実態調査」(下記参照)をリリースしていますので、ご参照ください。完成車メーカーや同系列の部品メーカー、精密電子機器メーカーなどが多数進出しており、これらの業種への影響が今後懸念されるところです
メキシコ進出の日本企業は715社
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p180703.html
~業種別では、「製造業」が最多で3分の2~下記のマークラインズのデータを見ると、トヨタはメキシコでの生産は2018年に約19万台で第7位、そしてそのほぼ全量を輸出に回している。
GMがトップで83万台生産で81万台輸出、日産が生産2位の76万台、輸出3位の63万台、FCAが生産3位64万台、輸出2位63万台。VWが4位で生産44万台、輸出37万台。
サプライチェーンの組み方や車種構成によっても異なるが、20万台ほどのトヨタで下記の金額であれば、これら4社はトヨタの『関税措置による主要なサプライヤーに対する費用は2億1500万─10億7000万ドルになると試算。』よりかなり大きくなるのではないだろうか?(20万台で単価3万ドルとすると売上60億ドル、2.15~10億ドルはそこに対して3.6~16.7%なので5~25%の関税に対して一定整合的だと思う)
http://bit.ly/2YVQ1OY