ホースの水でレベルを確認!建築用語さえ通じない土木の会社が「建築」に手を出すとこうなる!
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注目のコメント
ここまでではないのですが、国内でも似たような状況があるかと。
とある高架の耐震補強工事を国内の大手土木が受注したのですが、高架下建築物がある案件。
土木の会社なので耐震補強はお手の物でしたが、現場には建築がわかる社員がいない。
それどころか、意匠に関しては、まともな設計図すらない。。。
結果、建築については、工事計画含めて外部の応援頼み。
その応援者から手伝ってほしいといわれ、一部の納まりスケッチ、施工図を書いた、という経験があります。
なぜか急にlikeいただいたので、追記
上記の件ですが、高架橋だけの耐震補強工事であれば、土木会社でも十分対応できていたと思います。
ただ、一部高架下に駅舎があったのですが、こちらの改修に対応できていませんでした。原寸scale1/1に対して、1/50や1/100で書くのが基本平面図や基本立面図ですね。これは建築屋さんでなくても、見れば大凡の動線や形状が理解できます。専門用語の理解は別にして。
さらに細かいscale1/5や1/10で書く、施工図や詳細図、納まりと言われるものを建築屋さんは図面化していくのですが、これは建築屋さんでないと中々理解できません。社会人1年目は耳たぶのような建具施工図の見方がわからず苦労したものです。
ただし、個人的にこれは書く・書けないではなくて、イメージできてる・できていないの差かと。
物を作るとき、どの材料で、どのような接合で、どのように仕上げるか。これが施主と設計と施工で意思疎通できていれば、必ずしも必要なものではないですから。設計中に自分で作ってみたらどうなるかイメージするのは大切なことです。特に海外の現場ではなおさら。
ということで、英語で職人さんにお願いできる自信もないので、ショーケースの納まり書いてきます。フロントローディング大事。ちなみに、1/8″=1′-0″の表記に慣れる気配なし。