「新卒エージェント」隆盛で就活が激変、内定早期化加速の実態
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「学生を集めること」にコミットしたナビサイトや合同説明会と異なり、「内定」にコミットしたビジネスモデルであるエージェントが広がることは企業、学生共に選択肢が広がるのでいいことだと思います。
※「どちらか」ではなく、選択肢として「両方ある」ことがポイントだと思います。
特に学生は、買い物ですら「情報を複線化する」が当たり前になっていますから、必然的な動きですね。
学生と話していても、ナビサイトは1つ使いながら、エージェント系・オファー系・口コミサイトを複数活用するが当たり前になってきます。
学生からエージェントのメリットを聞くと一番多く出るのが、通ったor落ちたの「理由」を教えてくれるということを多く聞きます(毎回ではないが、複数の選考を通して)。
理由も分からず落ち続ける対策への1つの選択肢として使っていることが多いようです。
注目のコメント
就活は、自己分析や企業分析について受け身で学ぶ機会は機会はほぼなく、なんとなく調べて自己流や友達との情報交換で頑張る人が多いです。
だから周囲の友達からの情報やスピード感に一番影響される為、学校や学部やゼミによって差が現れると思います。
その為、このようなエージェントは、どうしたら良いか分からないと考える学生にとってニーズが高いのは理解できます。
メタ認知を行なったり、自分と社会や企業との接点を客観的に探すきっかけとして、学生がうまく利用すると良いと思います。企業からすればサーチコストが抑えられ、良いエージェントだと学生と長時間向き合って理解した上で紹介していただける。学生からしても、一度の面接で落とされて力を出しきれなかったということが減るはずで、良い流れだと思います。加えて、良いエージェントはしっかり学生の能力を鍛えてくれます。
良いエージェントならね。ただ単に学生を囲って企業にバンバン紹介してマージンを稼ごうとするエージェントもある。否定はしませんが、働くことについて理解を深められていない教育と自社が求める人材像を描ききれていない企業があるから成立しているサービスです。
就職時点でのマッチング成立率は高いと思われますが、既存の就活システムが前提になっているので、定着率まで見たときの効果は分かりません。
面倒なことは省いてコスパで安心したがる両者の心理を突いています。