フィンテック・ブーム後の世界の融資ベンチャーのトレンドは?
マネー現代
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米国を超える中国のP2P与信ビジネス。
その理由は、①(政治体制の違いによる)ビッグデータの充実、②(決済サービス等と同様に)スマホの爆発的普及、③(シリコンバレー卒業組による)ベンチャー底上げ、という整理です。
とはいえ、詐欺や悪質業者の比率が5割超という状況。
情報の非対称性が膨らみがちなバーチャル空間では、規律の喪失はビジネスそのものの消失に直結します。融資に関する新興サービスは、アメリカでは(運用サイドは)to C のビジネスというよりは富裕層・機関投資家向けのヘッジファンド運用の一分野になってきた印象が強いです。
新興国では、人口が多くて経済の発展ステージから家計の余裕資金も大きな中国がまず先陣をきりましたが、20世紀の先進国ではノンバンクが独占したセグメントを、21世紀の新興国ではノンバンクとP2Pレンディング(デット調達を行って融資を行うか、融資の仲介業という形式をとるか)という2つの仕組みが併存して広がりをみせていきそうです。リーディング企業やベンチャー、そして投資家含めて、凄いレベルで戦ってるよなー。フィンテック技術のせめぎ合いもさることながら、詐欺やマネロン対策にも力を入れないといけないし、米中摩擦の影響も受けるし、、恐れ入ります。