ルノアール、紙巻きたばこ禁止の衝撃 ドトールは?サンマルクは?
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注目のコメント
個人の嗜好としてはタバコの煙は大嫌いですし、飲食店の禁煙化を含めて受動喫煙に向けた対策を進めることを強く支持しています。特に子どもの前での喫煙は言語道断です。明らかな加害行為です。
一方で医療保険の問題を除けば、個々人がどれだけ不摂生な生活を送ろうとも、クローズドな場に限定されているのであればそれは個々人の勝手です。個人的に副流煙に晒される機会が根絶されることは好都合ではありますが、そこから得られる便益以上に、過度に個人の自由を制限することの弊害がより大きいと考えます。
そう思うと、子どもが立ち寄ることのない小規模なバーなどにも禁煙化を徹底することは少々行き過ぎではないかと感じます。ルノアールはかなり微妙な例でしょうね。
嫌煙者であったとしても、極端に禁煙化を押し進めることは、回り回って自分の首を絞めることに繋がることを懸念します。つい先日、かつてスタバで勤務した友人と仕事がらみの話をするため近場の喫茶店を捜したときのこと。近所にルノアールしか見当たらずここでいいじゃないかと誘ったら、煙草の煙が、と彼が抵抗するんです。渋る彼を連れ込んだ久方ぶりのルノアール、確かにムードが一変していたな・・・ 暗めのライトの中にゆったりしたソファーがあって、仕事をサボったと思しき営業マンが居眠りしたり本を読んだり煙草を燻らしたりしながらお茶を啜って長居するというイメージだったのに、すっかり明るくなって椅子の感じも客層もなんとなく違います。お茶が出てゆっくりどうぞというところは以前と同じだけれど、時代は確実に変わっているようです。スタバ出身の友人には評判が良かったけれど、古き良き時代を懐かしむ化石のオッサンには少し寂しいところもありました。これも規制の影響か (・・? あ、ホントにマイナーな個人的感想に過ぎません (^^;
タバコがどの程度健康被害につながるのかよくわかりませんが、ルノアールまでこうした対策を発表せざるを得ないのは異常と見るべきでしょうね。
禁煙fascism。