【新】VC日本上陸20年の歴史と、ベンチャー投資の行方
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日本の独立系VCの草分けでもあり、先日375億円のファンドも組成なさったGCPさん。
ファンドの規模もさることながら、事業会社LPが中心の日本のベンチャー投資環境において、多くの機関投資家からファンド資金を調達なさっている点は刮目すべきだと思います。
日本におけるベンチャーキャピタルがアセットクラスの1つとして認識されたということでもあり、GCPさんの成功はベンチャーキャピタル業界、引いては日本のスタートアップ・エコシステムの成長に直結するものだと言えるでしょう。
アラン・パトリコフ氏が指摘していたベンチャーキャピタルが産業として成立する上での3要素として、「成長産業の存在」「起業家の存在」「エグジット環境の存在」を挙げてらっしゃいますが、これらは私自身が現段階における日本のスタートアップ・エコシステムの課題点として常々主張している「上場後のスタートアップの持続成長」「起業家の絶対数」「M&Aによるイグジット機会」と相似をなすこともあり、非常に驚きでした。
その意味では、20余念を経た今もなお、本質的な部分は変わらないということなのでしょうね。
微力ながら自分たちも、少しでも貢献できればと思っています。運用総額累計1,000億円を超えるGCPも、最初は5億円のファンドレイズから始まっているんですね。今ではGCPからベンチャー1社に5億円以上を出資することも多いですが、弊社もそのひとつで責任あるお金を預かっているのだと再認識しました。お金だけならどこから出資を受けても同じかもしれませんが、GCPの場合はハンズオンで鍛えてもらえることが本当に大きいと感じてます。
日本ベンチャーキャピタル協会会長で、師匠でもパートナーでもある、仮さんこと、仮屋薗が日本のスタートアップ業界、VC業界の創成期の珍しい話をしています!