【最前線】アマゾン超えを狙う不動産テック
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「スマートロックが不動産のプラットフォームになり、そこで生まれた消費からお金を取っていけるようになれれば、スマートロックこそスマートフォンに次ぐプラットフォームになるのではないか。それくらいの可能性を感じています。」(記事引用)
ファーストプレイスとしての家を物理的な不動産(ハードウェア価値)から、ライフスタイルを豊かにするアプリケーションを活用するプラットフォーム(ソフトウェア価値)に転換する発想。日本の都市部特有の住宅事情、コミュニティ事情を活かし、安全性を重視する文化的特性ともおりあえれば、面白い展開になるかもしれない。ただ、ファーストプレイスは生活の根幹なので、携帯端末などとはハードルのレベルが違う。新しいファーストプレイス像にわくっとする人たちをイノベーターとして囲い込み、具体的な実証事例を通して、安全性の心配を超える便利さや楽しさを示せれば、可能性が広がる。テクノロジー訴求でなく、ライフストーリー提案にすることがカギだと思う。
注目のコメント
まさに今回私がLINEを退職し、大学とメーカー企業の2つの草鞋を履くことを選んだ最大の理由がこれ。
大学では都市のデジタルトランスフォメーション研究の推進、メーカー企業ではホームを起点としたデジタルプラットフォームの構築。今起こってきている諸々の動きは、必ずやって来る未来の端緒に過ぎない。
まずは、あらゆる生活(家の中や街中)における利便性向上や安心安全につながる課題解決の形で、世の中に多くのデバイスが置かれ、それがネットにつながり管理される。
その後、多種多様なデータを元に、さらに高度なサービスが提供され(プラットフォーム自体が持続的に進化して、サービスレベルを向上させる)、よりプラットフォーム活用がユーザーに広がり、そのプラットフォームに参加するサービス主体も増大。
そしてプラットフォームを核に、様々なトランザクションが行われることで巨大なエコシステムが構築される。
こうした流れは、既に不可避である。VPAなどホーム機器を多くの既存プラットフォーマーが市場に投入しているのも、その主導権を握らんがためだし、多くのベンチャーが様々なIoTソリューションを家の領域に投入し始めているのも、そうした流れのはじまりにすぎない。それぞれのサービスや技術を単体で見るのではなく、俯瞰した上で全体像の一部として捉えることが重要だ。まさに、このコンセプト。
AmazonもGoogleも「家」をキーワードに様々なサービスを展開し始めています。
その起点の1つとなるのは「カギ」。カギをコントロールできれば、入居者への様々なサービスが展開できます。
しかし、その一方で、セキュリティの部分がどうしても課題となってしまう。だからこそ、我々OYO LIFEは「家」そのものにコントロールを持ち、入居者おの接点を最大限に持つことを目指しています。それ故、既存のリスティングモデルではなく、借り上げモデルにこだわり続けております。
将来的には同じ方向を目指す皆様とぜひ協業しながらこのコンセプトを実現できればと思います。記事を見て、真っ先に「セキュリティは?」と
思ったのは自分だけではないはず。
3つのセキュリティはいわば、現代流に
誰でも入ってこれる玄関先、土間の復活を意味します。
実は空間としての土間はしばらくの間、新築マンションから
外れていましたが、今は中古マンションのリノベーションで
土間が人気の様です。
https://toyokeizai.net/articles/-/215636
これはこれまでの行動パターンに購買行動がITにより
入り込んできた流れ、eコマースのシームレス化の流れが
物理空間的にも起きてきたことを指します。
お届けサービスだと楽天の出前館やUber Eatsも
好調ですが、自分がほしいときにきてもらうことが
重要でないクリーニングやビールの配達などの
他のサービスが伸びてくるのかという意味でも
ライナフがキープレイヤーになる可能性は高いですね。