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日本触媒と三洋化成が経営統合へ 20年10月、競争力強化

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注目のコメント

  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    なんと!オムツに使われる吸水性樹脂(SAP)の大手2社の合併。生産規模や顧客チャネルを増すという点で合理的に思う。
    細かい点では、両社ともアクリル酸(AA)を原料とするもの中心に各種化学素材を作っているが、日本触媒はプロピレンからアクリル酸を生産する原料部分までやり、自社利用と外販もしているのに対して、三洋化成はアクリル酸自体は調達だったと思う(下記資料の9ページでAA工場は日本触媒のみ)。合併で内製化率は上がると思う。SAPだけだと世界シェアで結構大きくなるので、地域単位で独禁法の動向は注意。
    日本の大きなプレイヤーは住友精化と花王(花王は自家消費)。海外だと、BASFとかの大手のほかに中国のBluestarとかがアクリル酸に投資していたように思う(エチレンとは違い基礎化学ではなく、プレイヤーがいわゆる大手だけではない)。
    http://bit.ly/2Kbq228

    三洋化成の最近の話題では、Matsunagaさんがコメントされている全樹脂電池がある(①)。SAPが一番両社で大きいが、ニッチ・高付加価値な製品が多く(コンクリート混和剤とかトナーバインダーとか)、広く稼ぐ2社。
    日本触媒は、2013年には中国での増設を中止した(②)。上記資料を見ても、三洋化成が23万トンに対して日本触媒3万トンと、巨大市場の中で規模は小さい。
    あと個人的に長期でのSAPの本丸は、介護用オムツだと思っている。少子高齢化もあるし、使う年数が赤ちゃん<高齢者。
    https://newspicks.com/news/3830145
    https://newspicks.com/news/569897

    <追記>SAPの製造方は、下記の三洋化成の資料にざっくり書かれている。風鎮さんのコメントに重ねると、レシピ部分(P&Gなど大手と共同開発していく研究開発や営業の力もあるだろう)は機能・単価面で重要だと思う。そしてコスト面で、日本触媒の工場で事故が10年弱前に発生したが、原料のアクリル酸は反応しやすく、安定稼働のノウハウがあるはず(たまに事故があると需給が一気にタイトになる)。あとは、最後の方に乾燥工程があり、それ以外の反応で発生した熱の再利用などの効率化もあると某社に以前伺った。
    https://www.sanyo-chemical.co.jp/pr/pdf/pk83.pdf
    <追記終>


  • バッテリー スペシャリスト

    全樹脂電池のAPBとの関連ですね。

    (ご参考)[スクープ]全樹脂電池がついに量産へ、三洋化成が製造技術会社の買収を決断
    https://newspicks.com/news/3672975


  • badge
    証券アナリスト

    両者は株式を持ち合い、日本触媒が三洋化成に納入している関係とのことですので、垂直統合と高吸水性樹脂等の用途拡大を通じた収益力アップを狙った合理的な統合というのが第一印象です。
    https://www.release.tdnet.info/inbs/140120190529439766.pdf
    詳細の影響(シナジー、ディスシナジーのありかについて)は別途考えて見たいと思います。


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