“無差別殺人犯”と“匿名ネットユーザー”に共通する「他人への攻撃欲」 片田珠美(精神科医)
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注目のコメント
いや、無差別殺人犯は自分を正義だとは思ってないだろうし、悪口を言うのと殺すのとを似たようなものとするのはあまりにもカテゴライズが雑すぎないか…。
事件に関連した記事をずっといたたまれない気持ちで読んでいたけど、初めて軽い感想が書ける記事に出会った。凶行に走らせたものが何であったか?
個別的案件で、一括りには出来ないと思っていますが‥‥
人間まずは我が身と捉えて、反射的に被害者側に立ち、怒り、恐怖、悲嘆、無念さに突き動かされる。その時、同様に感じている人は多いだろう。自然にそうなる。
そして次にその理不尽さの原因となったものを考え始めて、
加害者側へと関心が向かう。これは自然の流れ。
しかし、この辺で見方が多様で多角的になってゆく。報じられ方でも印象は変わるが‥‥
自分の生き様との比較や経験が、その胸に去来するだろう。
しかし時は待たない。別の物事が次々と起こり対処を迫られ、事件発生時のショックは薄れてゆく。
凶行に走らせたものが何であったか?
問い続ける人は少ない。
言えることは皆んなして、怒り悲しんだのだけど‥‥
最も不幸だったのは、実は加害者その人であるという事。
異論は承知ながらそう思う。そんな事をしないでも生きていられるのは、はるかに幸せな事なのだ。
自己責任というけれど、生まれつきの能力差もある。生育環境の差もあるだろう。そこに何があれば救われたのか?
何が不足していたのか?
想像はするが、黙る事にする。涙と共に冥福を祈ります。