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会計をつきつめた人ほど、一番読み解きがむずかしいのはキャッシュという結論にたどりつきます。DCF法がそれなりに確からしいという前提を設けるなら、企業価値の源泉はあくまでキャッシュでありPL・BSはその構成要素または前提条件であるという見方もできるからです。上場すると需給や期待値などの定性ファクターが多くなるので、もちろんそんな単純に図式化はできないのですが。

ファイナンス脳というワードの意味するところはいまだに正確に理解できてませんが、PL偏重主義からの脱却が目的のひとつにあるのでしたら、それはそれで正しいと思いつつも、普通にPLというものがなにを表しているのかを正確に理解するところからスタートした方が良い気もしています。

PLマスターが基礎編、ファイナンス脳は応用編というイメージです。単体決算なら上場企業であっても読み解きは割とやさしいですが、連結決算・M&A・IFRSなどの要素がはいると難易度がぐんと上がります。理想的には、数値の各論に入る前にニュースやIRなどの定性情報から財務諸表の仮説をたてて、PLやBSで仮説検証して、最後にキャッシュを理解できれば完璧と思います。
ちなみにタイトルがドン被りしないようにご配慮いただいたのかもしれませんが、拙著は「ファイナンス脳」ではなく『ファイナンス思考』というタイトルです。よろしくお願いします笑

『ファイナンス思考』
https://amzn.to/2HQdnQy

会計・ファイナンスの基礎知識的な内容はKindleで無料で提供しております。タダですし、期末試験の科目に会計やファイナンスがある経済学部の学生さんあたりが復習するには、参考になるんじゃないでしょうか。

ファイナンス思考 【無料特別版】
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なお、会計やファイナンスについておおまかに概要を掴みたい方には、拙著よりも以下の2冊をおすすめします。

『財務3表一体理解法』
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『ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~』
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昨年の同時期のNP特集「会計2.0」に続き、本企画にも参加させていただきます。私の回は6/9予定です。よろしくお願いいたしますー。

ちなみに、「ファイナンス脳」というテーマになったことは朝開いたNPで知りました笑。
私の場合は今回も「会計特集」と聞いてインタビューを受けましたので、6/9配信予定の記事の内容は主に会計ネタです。
今週の特集テーマは「ファイナンス」です。「ファイナンス」という言葉は、この1年でずいぶんと浸透してきたように感じます。朝倉祐介さんによる『ファイナンス思考』の書籍が発売されたのが2018年7月。間もなく1年たちますが、この書籍の影響も大きいと思います。

今回の特集で、会計・ファイナンス・決算書に興味がわけば、特集の企画・編集担当者として嬉しいです。本日より7日間(6/3〜6/9)、よろしくおねがいします。

特集1本目も公開していますのでチェックしてください。
■【夏野剛×村上世彰】もしも高校生にファイナンスを教えるなら...
https://newspicks.com/news/3932298
このシリーズは、企業の成績表であるPS、BS、CFを、実体験やインフォグラフで、わかりやすく解説してもらえるようですです。

渋沢栄一曰く「右手に算盤、左手に論語」。算盤がはじければ、ファイナンス脳が鍛えられます。

楽しみなシリーズです。
追記
気になってしまい調べてしまいました。
↓は表現が間違えていると思います。

プラント大手の千代田化工建設は、2019年3月末時点で、借金が資産総額を上回る「債務超過」に陥る

借入金はそれほど多くないです。詳細は短信を見てください。
正しくは、”負債総額が資産総額を上回る債務超過”です。

元コメント
一応公認会計士なので、この特集は楽しみです。

ところで、何故ファイナンス脳を鍛える必要があるのか?
改めて昨日考えてみました。

株式投資をしている方には、ちょうど定時株主総会の招集通知が届いている最中だと思います。
貯蓄から投資へ❗️と叫ばれていますが、あの招集通知一式を読んでいるでしょうか?

基本となる財務諸表一式に加えて、各社工夫を凝らして株主へ説明をしています。ファイナンス脳を鍛えるということは、あの招集通知を読み比べ出来る力だと思います。

ただひたすら財務諸表分析をすることだけがファイナンス脳ではありません。
ファイナンス脳があれば、あの招集通知を読み比べて、会社の本質を見極めようとする視点を持つことができると思います。
私が持っているファイナンスのイメージを一言で言うと、

「現在価値と将来価値を比較して、投資するか否か、売却するか否か等、会社や資産の処分を決める意思決定プロセス」

ということになります。
肝心なのは時間軸。
不確実性を伴うリスクとリターンをどう評価するか、ですね。
入り口はちゃんとタイムリーな話題を出しつつ、
網羅的に基礎が抑えられていてとても楽しみになりました。

あとは、実際の企業決算書を使った実践例があると
より教育的かもしれませんが、さすがに難しそうですね。
読み込みます!
BSの考え方とキャリアの考え方は通じるものがあって、ファイナンス思考を学ぶことはキャリアにも示唆を与えてくれます。

目先の目標、自社の評価のみにエネルギーを注ぐPL的な考え方だけでなく、自分の資産をどう増やし何に資本を投入するかといったBS的なキャリア戦略が必要。

ファイナンスは数字で語られることが多いですが、ストーリーを奏でる文学的な側面を感じます。楽しみな連載。
ファイナンスはシンプルにすると、どれくらいリソース(ヒトモノカネ)投下したら、いつどれくらい返ってくんの?という話だと思っていて、それを1番学べるのはミナミの帝王だと思うのです。
この連載について
2019年も決算発表の集中期間が終わった。企業決算の経済ニュースを読んで、独特な専門用語にとまどったことはないだろうか。決算書を読むには、会計や簿記などファイナンスの知識が必要だが、実はそこまで難しいものではない。ファイナンスの知識が少しでもあれば、決算書や経済ニュースはさらに深く理解できるようになる。さぁ、今年こそ「ファイナンス脳」を鍛えよう。