ECB総裁人事についてのドイツ等の思惑が論じられていますけど、ユーロによる欧州通貨統合以前に欧州の通貨システムを支えていたのは間違いなくドイツでしたから、独連邦銀行総裁経験者を据えるのは、大政奉還的な感じで、そういう歴史を踏まえて、ドイツはこのポストをもらおうとしているのかもしれないと、私は考えてしまいました。ドイツ人が他国に自助努力を求めるのは、通貨統合の際の財政基準押し付け以来変わらない態度なので、ECB理事会メンバーたちも対応に慣れていると思いますし、昔から独中央銀行の強固な政策姿勢が欧州の通貨価値を安定させてきたことも覚えているでしょうし。
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