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がんゲノム医療、保険適用 検査で最適な薬を選定

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    読者に理想郷への幻想を抱かせるようなタイトルですが、現実は現実として冷静に受け入れる必要があります。

    ごく一部の腫瘍では遺伝子変異に合わせた治療薬がすでに汎用されていますが、ほとんどの場合、遺伝子異常を同定しても、それに対する薬の開発、臨床試験による評価は行われておらず、対応する薬剤が存在しないという状況になります。

    それ故、現時点でがんゲノム検査が我々にもたらしてくれることは、多くの場合、より正確な予後予測を可能にしてくれる、という能力に限定されます。

    「見つかった遺伝子変異は、寿命が短いことと関連しています。しかし残念ながら、この遺伝子変異に対する良い治療薬はありません。」

    このようなメッセージが、ゲノム医療における現時点の限界であることが多い、ということです。

    今後遺伝子検査が次々と行われ、情報が蓄積されていくことで、無数の治療薬開発、臨床試験に繋がっていくでしょう。個別化医療が近づく明るいニュースのようにも捉えられます。

    しかし一方で、そのような高価な治療薬が無数に開発されたら、その治療費をどう賄うのか、国民皆保険はどこへ向かうのか。そんなことも考えなければいけません。

    人間歳を重ねれば重ねるほど、がんのリスクが増えます。そして、男性の4人に1人、女性の7人に1人はがんで亡くなります。現状では、治療の選択肢が増えれば増えるほど、がん治療、高齢者診療への投資が増えるということになります。

    妊婦さんや子供にかけられるお金を抑制して、そちらに投資することがよいのか。それとも自己負担を増やしてアクセスを制限するのか?命を助けるがん治療は、何歳までなら保険でカバーされるべきか?そもそも年齢で切ってよいのか?そのような倫理的、医療経済的な視点もまた、がんゲノム医療のその先を考える上で大切です。



  • サイエンスライター

    以前からの繰り返しになりますが、約100種類を調べる検査でも遺伝子変化を特定できるのは全体の20パーセント、薬などの治療選択につながるのは全体の10パーセントです。海外でもこれくらいの成績なので、日本の技術が特別悪いわけではありません。遺伝子の研究が進んでいないこと、薬の臨床研究が進んでいない現状がどうしても反映されてしまします。

    なので、これだけで過度の期待はできませんが、それでも一歩前進といった程度です。

    同時にがん細胞の全ゲノム解析も始めるとのことで、全ゲノム解析が進めばようやく本格的な「個別化医療」が実現するかもしれません。
    https://newspicks.com/news/3931253/


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