Apple、新型「iPod touch」を突然発表!A10 Fusion搭載、21,800円〜
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前職でウォークマンの商品企画を15年やっていたので、Appleの戦略を熟知していますが、ここに居る皆さんは、恐らくターゲットユーザーではありません。
まだ小さい子供にスマホを買い与えたくない親が子供に買い与える為の端末です。ですので、主なターゲットユーザーは小学生と中学生位まででしょう。美谷さんが指摘されているように、Appleの戦略は、iOSユーザーの青田刈りで、次に買い換えるときにiPhoneになってくれれば良いのです。
子供としては、本当はスマホでゲームをしたいのですが、そう言うと買ってくれないので、「音楽を聞く」と言う大義名分がある音楽プレーヤーの方が買ってくれる確率が高まり、親としては、通信料が発生しない分、安心して子供に買い与えられます。メンバーシップ的な観点から考えると、このデバイスの機能がどうこうというよりは、Apple経済圏に入っていない人たちを取り込むための「入口商品」の役割が強いと思います。そのために価格は低く抑えています。
まずはiTunes IDを取得させ、そこから音楽などのサブスクや、iPhoneやMacにアップセルしていくことが狙い。最初からiPhoneは高価格なので、低価格な商品から徐々にロイヤルユーザー化していく。
なので、逆に言うとロイヤルユーザーの証であり、利益創出のコアアセットである「iPhone」は当分値下げしないのではないでしょうか。
個人的にはSEサイズのiPhoneの後継が出ないかと、まだSEで粘っていますがw格安スマホ利用者が増えると、iPod touchのニーズも生まれてきます。また、海外はAndroidが圧倒的に普及しているので、その領域へもアプローチ出来ます。
iOSデバイスを持たせてAppleのサブスクサービスに囲い込む戦略が見えてきますね。
Apple Musicやゲームだけではなく、今年は動画サービスも話題になっているので、満を持しての発表ですね。