FCAが仏ルノーに統合提案ー実現なら世界3位のメーカー誕生
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親が婚活するのに、子供は黙ってみているしかない。FCAはすでにBMWと自動運転で技術提携しているし、クライスラーはアメリカではウェイモのシステムを搭載する計画がある。FCAにとってやっかいなのは電動化。その意味ではルノー日産のEVが欲しいのは理解できる。
一方、ルノーは高級ブランドが欲しくてたまらない。というのは小型車メーカーがF1をずっと続ける意味がないからだ。そこでルノーはマセラッティブランドに白羽の矢を立てたのだ。さらにダイムラーはスマートブランドを中国メーカーに株式の50%を売却し、ルノーとダイムラーのアライアンスに暗雲が立ちこめている。スマートのルノー車はツインゴだが、そこにフィアット500を当てはめるのかもしれない。Aセグメントがないと2021年のCO2規制を乗り越えられない。
だが問題はフラントとイタリヤは日韓と同じように、同じラテンに見られているが、実はものすごく仲が悪い(というか相容れない)。格好いいクルマを見たら泣いちゃうイタリヤ人と、路上駐車でクルマをぶつけても平気なフランスでは、クルマへの愛し方が異なる。
もはや数の論理の時代ではないと思うのだ。まとまることで規模の利益を追求する構えのようですね。ただし、まとまればうまく行くわけでないことは、過去のくっついては離れで実証済みです。
ただし、独立色の強い年販500万台規模のメーカーは焦るでしょうね。