台湾NSC高官が米国のボルトン氏と会談 米台断交以来初めて
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台湾国家安全会議の李大維秘書長が訪米し、1979年の断交後初めて米国の国家安全保障問題担当のボルトン大統領補佐官と会談しました。
25日には台湾の対米国窓口機関である北米事務協調委員会が台湾美国事務委員会と改名されました。
アメリカは中国に対抗する意味で、中国の出方を見ながら台湾カードを徐々に切って来ており、台湾の蔡英文政権もそれに乗って来ているように見受けられます。
李大維秘書長は外交官出身で、外交部長(閣僚)、駐米国代表、駐EU代表(大使)等を歴任した人物で、元々国民党出身ながら民進党政権にも重用されています。
国家安全会議秘書長は、総統府秘書長と並んで、総統の側近という位置付けで、今回の会談は米国にとっても従来の立場から更に一歩踏み込んだと見ることが出来ます。