【瀧本哲史】超一流人材の発掘は、大学からでは遅すぎる
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第一回目の時、瀧本先生の記事にコメントをする事が畏れ多くて出来なかったけれど、ディベート甲子園の話をかなりしてくださったので、書かせて頂きます。
自分はディベート甲子園の中では強豪校に所属していたため、中高6年間毎年全国大会に行き、そのうち何度かは決勝戦にも出させてもらいました。その際のトーナメントで、瀧本先生にジャッチを何度かして頂いたこと、お話を聞いたこと、覚えています。
今回の記事で、瀧本先生が何故あれだけディベート甲子園に力を注いでくださったのかが、また中高時代とは別視点から知る事ができ、納得と感謝でした。
私は今、アジアで学生をやりながら、ASEAN地域を中心に各国に学生コミュニティを作りながら、イベント・コミュニティ事業をしています。その他にも様々な活動をしていますが、それらを思考する土台となっているのが、ディベートで鍛えた思考力であることは言うまでもありません。
私は特段強いディベーターではありませんでしたが、1つのテーマを徹底的に研究して、考え、掘り下げながら、主張として形にしていく、あの6年間があったからこそ、今があるとはっきり言えます。
瀧本先生の著作の中では、よくディベートの重要性が取り上げられていますが、仮にその事実を大学生、もしくは社会人になって知ったとしても、どれだけの割合の人がディベートを経験したか統計を取ったらきっと、3割もいかないでしょう。
そういう意味で、"大学では遅すぎる"ってことなのではと思います。
注目のコメント
「お金で買えないものが本当に良いもの」その一つに質の良いコミュニティが挙げられています。これ本当にそうですね。
以前、リクルートの社員から「小宮山さんって、どこから情報入手してるんですか?価値ある情報を早く手に入れたいと思っていて」と質問されたことがありました。
私の回答は、「良質なコミュニティに重層的に所属すること」です。
コミュニティ内でしか回らない情報は多く、またその情報は自分が興味ある、欲しい情報の時も少なくない。
記事では京都のコミュニティについて書かれていますが、京都出身以外でそれに飛び込むのは至難の業。
なので、身近な、自分にとって価値が高そうなイベントに継続的に参加することで、コミュニティの輪に入ってみるということで良いと思います。
大学などの高等教育機関や社会人になってから学んだ学術機関のアルムナイコミュニティも、良質なコミュニティになり得ますね。『ミライの授業』は自分でも読みたかったし、子どもにも読んでほしいなと思って買ったのでした。
内容も本のデザインもよく、多くの人に読んでほしい本です。
お話が、大学生から高校生、中学生、小学生と遡っていくので、井深大さんの『幼稚園では遅すぎる』を思い出しました。
軽井沢のISACは、各国から学生を集める教育機関として注目しています。
https://uwcisak.jp/jp/
ともあれ、京大での瀧本さんの授業が気になって仕方ない、です。
「京大生の諸君は、生涯年収3億円ぐらいは保証されている道がある。しかし、実は、その道では、かなり「自由」は制約される。その安定を捨ててまで、追求したいテーマをもち、経済的アップサイドを狙い、究極の自己責任を楽しみたければ、この授業をとるとよいだろう」仕事、「好きなことをやらないと最初から負けている」という。好きなことは没頭できるし力も付きますが、やらされ仕事は消耗するだけです。
常に「面白そう」を追求しましょう。