創業90年アパレルが挑む、デジタル改革とは
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注目のコメント
紳士をテーマにメディアでブログを書かせて頂いてる以上取り上げなくては!(勝手な使命感 笑)
代官山に新しい施設を作るなどで久々にオンワードが頭にあったなかでこの記事を拝見しました。
僕自身は昨今の過剰なオーダースーツブームには反応が薄いところも実はあります。コメント欄に書いてる方もいらっしゃいますが、採寸するフィッターさんの力が本当に大きく品物の仕上がりに影響するためです。どれだけオーダーメイドでも採寸が良くないと勿論仕上がりは良くない。
ITの会社が参画されて話題になったときに作った時に、安くてもこれは二度と買わないと思ったポイントが二つありました。
①そもそもサイジングが良くない
②生地がやすっぽくて結局着心地なども良くない
そもそもフィッターが知識がないと身体にあったスーツは作れません。間違いなく。他業種が入ってきて何回か作りましたが、まずここの壁を超えてない印象が強いです。スーツ好きからしたら手を出さない。
そして初期に良くあったのですが生地が悪い。身体に合っていてもファブリックが悪いと様にはならないし、着心地も良くないです。ファブリックは本当に大事。当時はファブリックを良いのを選ぶと結局従来のオーダー店と変わらないぐらいのこともありました。
そして、安易にオーダーという言葉が出回り目立ちますが、そもそもオーダーにも種類があって全然違うわけです。フルオーダーなのか、イージーオーダーなのか、パターンオーダーなのか...。言葉だけだとビスポークやメイドトゥメジャーなんて言葉も良く聞きますし、最近ブランドさんやセレクトさんはメイドトゥメジャーという言葉を良く使いますよね?中にはオーダーと良いつつも既製品のお直しで出来るレベルでオーダーと言ってるお店もあります...。
※オーダーメイドの種類に関して下記が簡単にまとめてあります
https://brew-by.com/7745
スーツに造詣の深いベテランの人材がいるオンワードは間違いなくそこは強みですね。人もしっかり育てるということですが、ノウハウがあるのは強み。
一度僕も作ってみたいと思います!最短1週間で届き、価格も3万円から購入できる、フルオーダースーツの常識を覆すカシヤマ ザ・スマートテーラー 。
一般的に1ヶ月かかる納期を、どうやって縮めたのか?既存製品の売れ行きに影響しかねない価格設定に、なぜ踏み切れたのか?そもそもなぜ今、オーダーメイドなのか?
オンワードパーソナルスタイルの関口社長に、じっくりとお話を伺ってきました。老舗企業発のイノベーションストーリー、お楽しみください!ベンチャーはスーツをあまり着ることがなく、幸い体形もそこまで変わっていないので、5年以上新しいスーツを買っていない。前に買ったのは麻布テイラーで、なんとなく最近久しぶりにスーツを買いたいと思っていたタイミングで興味をひかれた。
オーダーは、在庫ゼロという観点で、もっと増えていくと思う。短納期と在庫量のコントロールのためには半製品をどれだけ・どうやって作っておくかがキーだとは思うが、完成品よりは在庫は減ると思うし、オーダーなので基本的にプロパー率100%(値引きしないでの販売)だろうから、素材とかにも力を入れられる。
そして開発にあたって、原価を積み上げるのではなくて最初から価格を決めて取り組まれているのが印象的。ビルの8階というのも、オーダーだったら店員さんとのやり取り含めて、路面で多くの人が入ってくるより落ち着いていて良さそうだし、目的買いが多いのではないかと思うので合理的に見える。