トランプ氏の行動「弾劾に値する」可能性とペロシ米下院議長
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召喚要求を「政治的な理由に利用されている」ために無効化したいというのが大統領の言い分で、それが既に棄却されてるから、先延ばし策はしてるものの、どこかで事実が明るみに出て、結局その内容がどれだけやばいかで事態が大きく変わる、という理解だけど。合ってるのかな。
https://www.ft.com/content/8c755fe2-7cd1-11e9-81d2-f785092ab560
注目のコメント
アメリカはこのニュースで持ち切り。が日本はメディア一斉にファーウェイ、もっともそれも引き金はトランプ大統領令、というのも面白い。
民主党下院議長ペロシがトランプは(ロシアゲート調査を)隠ぺいした、弾劾に値すると発言、すると速攻でトランプが記者会見し反論した、という話。
両方の映像を見たが、糾弾されるほうのトランプはいつもの通り威風堂々だが、糾弾しているペロシ女史は何度も言葉につっかえどもり、のどがガラガラで声がかすれていて弱弱しかった。79歳。
どちらのタイプにアメリカ人が傾くか。
文字のニュースで分からない、伝わらない事実はたくさんある。文脈を整理すると、現在の民主党の議席数では弾劾は完遂できないので、ペロシ氏は手続きを始めたくない立場です。議会での捜査を選別的に行い、大統領選挙で信を問う戦略でした。しかし、トランプ大統領は、議会による捜査を全面拒否、民主党内の欲求不満が高まった結果が、このペロシ氏の発言につながります。
これに先立ちトランプ大統領は、予定されていたインフラ投資に関する民主党指導部との会合を、「捜査継続中は協力できない」と、唐突に冒頭で打ち切り、記者団に不満をぶつけました。不思議なこと(?)に、会談決裂を機に急に開かれたかに見えた記者団との会見には、大統領の捜査に関する資料が用意済み。最初から計画された決裂だったわけで、ここまでは、民主党の内紛を煽るとともに、民主党の非協力的な姿勢を批判する、トランプ大統領の戦略通りに進んでいるようにみえます。
共和党内からも弾劾に賛成する声が、極めて少数ながら出てきましたが、これが共和党内でも大きな流れになるのか、もしくは、民主党内で「共和党にも弾劾賛成者がいるのだから、いまこそ手続きを始めるべき」との声が高まり、却って内紛が激化するのかが注目されます。