アルミサッシを使い続ける日本は、“住宅後進国”だ
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いま、スイスとドイツでエネルギー政策と住宅や建築物の断熱についての視察ツアーに来ています。まさにタイムリーな話題です。日本では、住宅政策が大きく転換できていないのはまさに書かれているような既存の業界の枠組みにはめられないことが多いことが原因かと。特に大きな船に乗っていらっしゃるいわゆるメーカー的な業態の方々がすぐに舵を切れないことに起因します。次世代省エネルギー基準の義務化が延期されましたが、お客様都合によるところではなく、あくまでも業界都合。
この辺り、もっと社会やユーザー目線での政策転換がすぐにできるようにならなければますます欧州に比べると遅れが大きくなるような気がします。リノベ業界も、当たり前のようにプロとしてユーザーファーストに転換できて行かなくては。すこし面倒だという自分たちの都合で優先順位を考えずに。
注目のコメント
いま、建築関係の先生と一緒に不動産テックの研究をしています。不動産物件の写真を見ながら解析すると、「この物件、断熱材うっすいなー」とか、多くの指摘がはいって面白いです。
ちきりんさんと弊社LIFULL HOME'S総研所長の島原万丈による対談!
住宅性能と健康との関連は、ずっと言われつづけていますが、疫学の観点での調査事例はまだ少ないですね。
数少ない研究として、宮城県内の10市町、約1400世帯を対象とした脳卒中発症に関する調査があります。
住宅の構造及び熱環境については、有意性は見出されなかったものの、大きな気温差により血圧が上昇する傾向が指摘されています。
吉野 博, 籾山 政子, 佐藤 都喜子, 石川 善美, 佐々木 耕一, 牧田 一志, 脳卒中発症の地域較差に及ぼす社会経済要因並びに自然要因としての気候の影響に関する調査研究, 住宅建築研究所報, 1988, 14 巻, p. 405-422
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jusokenjo/14/0/14_8624/_pdf