コード決済の利用者、約4割は「還元キャンペーンの時だけ」 ジャストシステム調査
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中国やインドなど、コード決済が浸透したのには、インフラ整備が遅れていた中でコストを掛けずにキャッシュレス決済を広めるためには、1番コストが安かった方法だったという合理的理由があります。
一方、日本には、ブランドカード決済、FeliCa など他に使い勝手が良いネットワークがあるにもかかわらず、コストが安いということで取り入れようとした為、インセンティブで競う体力勝負になってしまっています。
そこは、賢い一部の消費者は利用するけれども、面倒くさいさいと思ってしまった消費者は、他にも決済手段はあるので使いません…と、まぁ分かれますよね。そういう結果を踏まえ、日常利用してもらう方策を練ることで状況は変わります。クレジットカードが登場した時も、交通系プリペイドカードが出た時も同じでした。
交通系プリペイドの場合、ボーナス分がないと使われないという意見が多かった。でも今日、スイカやパスモでそういう特典はないけれど、日常使いされています。こういう調査があると、日本と海外との背景の違いが述べられることがあるけど、それと「キャンペーン中利用して、それ以外は利用しない理由」を結びつけるのはあまり好きではありません。
一度利用してもう使わないのであれば、UI・UX設計にも改善の余地があるということ。
国と国の違いとサービスの良し悪しはまた別の問題ですから。