高校駅伝強豪校で鉄剤注射 血液検査の結果提出義務づけへ
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検査を導入しなくてはならない状況がさみしく感じます。
今は学校スポーツだけれども教育からは程遠いところに来ているし、学校スポーツと切り離した方がいいのではないかと思っています。よくわからないことがいくつか。。。
鉄欠乏性貧血の診断基準はどの基準を採用するのでしょうか。一応目安はあるものの、病気の本質的には相対的なものであり、例えば高地トレーニングを行えばヘモグロビンは増加するとされていて、同年代健常者と同じ基準値で判断して良いのかという問題もあります。
また血液検査結果だけを提出しても、鉄剤を投与した事実があるか確認できないと思うのですが、その辺りは自主申告??
診断基準が少し曖昧なので治療基準も曖昧なのですが、日本人女性の1割ほどが鉄欠乏性貧血という報告もあり、その方々は鉄剤投与の適応となります。静注である必要もなく、経口摂取が望ましいと思いますが、経口薬で副作用があれば点滴で投与してもよいということになります。「薬を飲んだら少し気持ち悪い」と言ってしまえば点滴の適応になってしまうということです。。。
確かに点滴が必要になる方もいるので全面禁止というのも違う気がしますが、医者としては静注薬が必要なことなどまずないと言えるので、よほどのことがない限り許容すべきでないと思います。
でも、これは元を考えると、月経が止まるほど痩せさせたり、そもそもピルなどで月経コントロールすることでも貧血を予防できるのですよね。当然、女性選手の健康を考えるとありえない選択肢のように思いますが、躊躇せずに鉄剤を点滴するような指導者はそういうことまでしてしまわないか懸念されます。
競技成績だけでなく、選手自体に配慮できるような環境になっていくことを願っています。>鉄剤注射は貧血の治療などを目的に行われますが、日本陸連によりますと、高校駅伝の一部の強豪校では最近まで競技力の向上を目的に使われていたことが分かっています。
これは、貧血がないのに、鉄剤注射をオーダーした医師がいるということなのでしょうか?もしそうであるならば、咎められるべきはまず医師だと思います。