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タイトルだけ見れば、何を極当たり前の事を言っているのだろう、と思う人も多いと思いますが「あいてて良かった」をリアルタイムで知っている世代はわかると思います。
俯瞰して論ずれば、とっくに経済成長期は終わり成熟経済国家になっているのに物質主義、拝金主義が極まっておかしな事や、かえってムダな事が散見されている日本社会の反動が始まりつつある、という事の一端のように見えます。
この「ニーズ」というのは、「物を買える場所」としてのニーズと同時に、「まちを照らす場所」としてのニーズもあると思う。

これはセブンイレブンさんにどうにかしてもらうことじゃないかもしれないけれど、深夜に一人で人気のない道を歩いている時とか、コンビニの明かりと人がなかったら、怖い道もあるなと思ってしまいました。
長めのインタビュー。今のタイミングなので、記者の方としてもこういう聞き方になってしまうのかもしれないが、そうすれば会社側としてもこういう答え方になるだろうという感じ。
読んだ感じとしては、自分はあまり良い印象はあまり受けない。一方で、FCとしての投資やチェーンとしての一貫性と、規模が大きい中で個店の経営状況の違いやOFC(経営指導員)の力量さもあるなかで、現実として起こっているもんだいを経営としてどう対処するか。そういう人間的な現実の部分がもっと知れたら嬉しかったのだが…まぁ今のタイミングで双方そういう話をして、公の媒体に乗せるのも難しいのも現実だろうが。
(にしても7ページ分割はやりすぎ…)
このインタビュー、意図的な編集なのかもしれませんが、かなり印象は悪いですね。【王様】のフランチャイズ本部と、【奴隷】の加盟店、その関係性は変えたくないのでしょう。一緒に戦っていく同志、家族、仲間と言うような関係性は考えていないようですね。ドミナント戦略も然り。

セブンイレブンの商品は好きですし、店舗も好きですが、この経営姿勢は前から好きではありません。少しずつ変わっているのは分かるのですが、基本姿勢は変わらないんだな、とがっかりするインタビューでした。
このインタビュー内容に不満な人も多いと思いますが、それだけ現状が正解のない問いをぶつけられているという事です。
「全体最適と個店最適」「加盟店収益と本部収益」「チェーン方針と個店方針」「チェーン全体の数値と個店の数値」「増やさないといけない売上利益と増えない人口/経済規模」問いばかりで解がない。

部分を切り取って責める事は簡単だけれども、全ての人が納得する解はおそらく無い。この間の福岡市長の高島さんのNPの記事にもありましたが、全体にとって1番良い方針を示さなくてはいけません。

記事のインタビュー内容はさて置き、私にとっての回答は、新規事業を起こす事の1点です。もしくは米国に重点投資をして日本の収益が下がっても増収増益できるような体制を作るしか無い。米国セブンやセブン銀行のような新たな収益を作れば加盟店への分配を行うことも可能。

長期的には、AIや自動化により発注改善や省人効率化が進むにしても、短期中期的には、そんなもの焼き石に水。それに投資できるだけの、お金の確保と既存株主を満足させる新しい収益を見つけないと何でも絵に描いた餅。日本のセブンが稼ぎ頭だったら、そこの本部収益を落として、加盟店への分配を増やす事は容易ではありません。既存株主のための収益を落としてでも加盟店への配分を増やすことに、既存株主が納得するなら別ですが。

あと数年はコンビニ大手3社のトップは、日々叩かれ続けます。耐え忍んで新しい収益を作った会社は勝ち。全体として何が正しいのかは、何も本部と加盟店の関係だけではありません。お客様、加盟店従業員、本部社員、株主、地域住民、取引先などステークスホルダーは多岐に渡ります。

ちなみにセブンイレブンジャパンの営業利益は、2441億円あります。4分の1の610億円を2万店舗で割ると約300万円。そのくらいの分配をする度胸があればそれはあっぱれですが。
https://www.sej.co.jp/library/common/pdf/2018/2018_05.pdf

でも、セブンはすごいですよ。いくら責められても飽和と言われ続けている業界でこれだけ数字を伸ばし続けているのですから。それが、消費者の支持があっての事は数字が示しています。
「ニーズがなければ24時間はやらない」というのは大きな進化の様に聞こえますが、お客様が何を求めているかを見極めて、それに注力するのは難しいことではありますが、やるべきことだと思います。では、セブンがそのやるべきことをサボっていたのかというと、そうではなくて、ここ数年で急激にお客様のニーズが変わったのだと思います。

一昔前は、生活に多様性が生まれ、深夜にオープンしていることが本当に求められていたのだと思います。ただ、今はネットでいつでも買い物が出来るので、必ずしも深夜にオープンさせる必要がある訳ではないと。

世の中のニーズが変化し、それに伴い自社へのニーズは何かを見極め、随時進化し続ける。そんな難しいこと常にチャレンジしてきたから、コンビニのサービス内容は充実度を増し続け、コンビニさえあれば生活に困らないというインフラ産業になったのだと思います。コンビニって身近過ぎて気付きにくいですが、実は凄いことやってると改めて実感します。
フランチャイズ本部と加盟店の関係は、コンサルまたは銀行と支援を受ける企業の関係に近い気がする。
オーナーは他人のせいにせず、あくまで自社の事業主であるという責任感を持って運営し、コンビニ運営のプロとして勝つべく日々勉強すべき。真向かいに別店舗を出店させるなど本部側のモラルに欠ける部分もあるが、競争原理はビジネスの常。
24時間営業するかどうかもオーナー側が戦略的に考え、決断すべき。
別記事へのコメントですが。

https://newspicks.com/news/3915007?ref=user_1700866
総合流通グループ。コンビニエンスストア、総合スーパー、レストラン、銀行、ITサービスなど幅広い業態を展開。総合小売業を目指すとしていた方針を転換し、同社の核であるコンビニエンスストア事業へ集中。
時価総額
5.79 兆円

業績

鉄鋼原料専業商社。鉄スクラップを供給、鉄スクラップ加工処理工場も整備。近年は東南アジアへの輸出も手掛ける。無借金経営。

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