2度目の国民投票の是非、採決へ EU離脱でメイ英首相
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国民投票をやるとしても、それは1回目の投票のように離脱するか、しないかというシンプルな二択というわけにはいかない。何故なら、また離脱になったとしても、政治家は離脱の詳細をまとめられないからだ。すなわち、国民投票の段階で、国民に具体的にどのような形式での離脱が望ましいのか、その離脱パターンの詳細まで選択させる必要があるということだ。
これは国民に選出された政治家が具体的な政策を進めるという代議制民主主義への大いなる挑戦とも言える。すなわち、政治家が劣化し、自分達の議論では決められず、個別案件まで国民の判断に委ねるなら、政治家は不要だからだ。全ての案件を国民投票に委ねるのが究極的な方法だ。そして昔と違い、今のテクノロジーは、やろうと思えば技術的にはそう難しくないだろう。
イギリスで起こっていることは、かなり重く興味深いテーマだ。期限延長後も迷走が続くBrexit
欧州議会会ではBrexit党の支持率がトップです。
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ブレグジット党の支持率が与党保守党と
野党労働党を引き離し、トップの座を維持
2度目の国民投票を呼び掛けている
EU残留派の自由民主党の支持率は15%
欧州議会選、英ブレグジット党が
支持率トップ 2大政党引き離す
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-poll-idJPKCN1SQ03I冗談ぽく「2度目の国民投票やったりして…」と話していたが、本当にやるとは。
ある意味、すごい決断。
ポジティブに考えれば、イギリス国民が本当に自国の未来を真剣に考え議論し、自分のオリジナルな決断を下す稀有な機会ではないか。
人間は、失ってから大切なものに気がつくものだ。
2度目があるというのは、言祝ぐべきことだ。