275Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
セオリーは全くその通りだと思いますし、その思想に惹かれて入社しました。
データがある上で、直感的な判断・意思決定をすること。そして、その決定が必ず顧客に寄り添っていること。
問題は口で言うのは簡単だけど、戦術にウルトラCはなくて、地道にテストを重ねて実践していくしかない。現場の胆力が求められるのを、最近現場でご支援させていただいていて実感しています。
Adobeがサブスクを開始する時、投資家向け説明で、
「サブスク化して売上を計画的に下げます。売上が下がることは、売り切りモデルからサブスクモデルに顧客が移行している兆候であり、良いことです。」
的なことを宣言したそうな。そして、株価が急落してもサブスクを貫いて、今の成功がある。
そういうリスクを取ることが経営者の役目なんだろうなと思う。

=参考=
サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
https://www.amazon.co.jp/dp/4478105529
Adobeはデータを重視している企業だと思うが、判断における直感の重要性の強調が銀賞的。
データを重視している企業だからこそ、何ができるかできないかについて組織としての経験値・経験知も多いのではないかと思う。
軽視もせず、盲目的に信じることもせず、活用をする。

『顧客を考える際、どんな動機でどんな意図を持っているのか、どんな振る舞いをしているのか、微妙なニュアンスに至るまでが重要なのです。各個人が何を成功とするか、どんなことに価値を感じられるのか、つぶさに考えていかなければなりません。ただしその際、データが重要なのは確かですが、それだけでは『顧客が次にどこへ向かうか』はわからない。業界や市場動向への洞察や顧客インサイトなども加味して、最終的に判断するのは“直感”なのです』
ほぼ独占的な市場を持っていたAdobeだから言えること、やれることというだけなので、他社は真似しない方がよいですよね。完全な特殊解です。
"明日の顧客を考え、彼らに寄り添う。そして、
「これまでの考え方を一旦捨て、異なる視点からビジネスを考えること。顧客にフォーカスし、大胆な意思決定を行い、それをやりつづける勇気を持つ" "”引用

その通りと思います。そして、
2012-14当時に、従来顧客、投資家、社内といった従来関係者の
従来の考えにとらわれず、ジレンマを乗り越え今に至るのは
本当に素晴らしいと思います。
とても学びになるし、面白い。サブスク化により入り口のハードルは一気に低くなるので新規顧客は得られやすく、後は顧客エンゲージメントを高め続ける事を重要視してきたとの事。瞬間的な単価はライセンス売り切りが圧倒的に強いですが、常に最新版を更新でき、UXを高め続ける事が出来るサブスクモデルは、今の世の中のスピード感や技術レベルと、元来企業が求められる顧客エンゲージメントの追求とがとてもマッチしているサービスモデルだと改めて認識しました。

また、Adobe独自の指標を持って、定点観測しているという手法は非常に参考になりました。
求められる環境に沿って、適切な指標を自ら打ち出して改善していくという動き、とても大事ですね。

以下指標説明の抜粋
"『Data-Driven Operating Model(DDOM):データドリブン・オペレーティング・モデル)』と呼ばれるアドビ独自の指標だ。顧客の購買行動を「DISCOVER(発見)」→「TRY(体験)」→「BUY(購入)」→「USE(使用)」→「RENEW(更新)」の5ステージに分解し、各ステージで顧客満足を得られているかどうか、数値化して注視しているのだ。そしてこれはKPIとも連動している。"
ライセンス版の「売り切りモデル」からサブスクリプションモデルへと転換するにあたって、社員に大きく意識変革が起こったのは、「売上とアップグレード」への注力から、「顧客エンゲージメント」にフォーカスするようになったことだったとラムキン氏は語る。
製品力を持っていたAdobeは、ブランド力とシェア維持のために進めたことではないかと思う。そして結果としてそれに成功した、と。サブスクリプション化はサービスによっては独占にも繋がる側面があるので、下手な手の出し方は自分の首を絞める気もする。

業績

Netflix's relatively simple business model involves only one business, its streaming service.
時価総額
0.00

業績

Adobe provides content creation, document management, and digital marketing and advertising software and services to creative professionals and marketers for creating, managing, delivering, measuring, optimizing and engaging with compelling content multiple operating systems, devices and media.
時価総額
0.00

業績