井上尚弥、ロドリゲスに2回KO勝ちでWBSS決勝進出 IBF王座獲得で日本人2人目の主要4団体制覇
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まったく、井上の左が見えなかった。
右ボディからの、ショート左フック、間違いなくがら空きになる事が解りきったフック。
パンチ力が、右も左も変わらないのかなぁ。
ボディ上手いよね。
井上には、夢のあるステータスと言うか、ふさわしいマネーを掴んで欲しい。
注目のコメント
現地で見ました。
前回も横浜の会場でみたのですが、井上尚弥選手だけボクシングではなく別の競技をしているような異次元がありました。
井上選手はいつも最初「様子見」の時間があるのですがそれが「極端に短い」。
ジャブやワンツーで「威嚇」をしながら様子を見して、ビデオで見ていた本人との差異を体感して、その後最初の「当てる攻撃」をカウンターで入れるんですが、そこまでの時間が1分から3分で終えてしまう。
試合直前に、マネージャーさんと話したのですが、「秒殺は嬉しいけど、複雑」とのことでした。お客さんがわざわざお金を払って見にきてくれるのに強すぎて一瞬で終わってしまうからということでしょう。
僕も「今回はせめて3ラウンドは持って欲しい」というはなしをしていて、しかし1ラウンド目にロドリゲスが「かなりプレッシャーが強い」のを見て、「これは良い試合になるぞ!」と期待したのですが、
モンスターはやはり異次元でした。
2ラウンド目の早々に、ボクシング漫画の名作、「はじめの一歩」に出てくるヴォルグザンギエフという天才ボクサーの必殺技「ホワイトファング」(上下のコンビネーションがほぼ同時にくるので狼の牙に見える)を炸裂。ロドリゲスはダウン。
しかし、あまりにも綺麗に決まりすぎてすぐにロドリゲスが立ち上がる。(普通はテンカウントギリギリまで待つので、本人も倒された自覚がない状態だったのでしょう。それぐらい高速だった。)
そして即座に今度は頭への攻撃を囮にして、ボディへのワンツー。
もう、ロドリゲスは恐怖を感じていました。
僕も戦慄を感じました。
本当はロドリゲス、セコンドにタオルを投げて欲しかったのだと思います。ただ、彼が無敗のチャンピオンだと思えたのは、ちゃんと怯えながらもたったこと。
3回目に立ち上がった時にレフェリーがストップをかけた時に、ロドリゲスは「安堵」の表情を浮かべていました。
「殺される」と思ったんでしょうね。でも、チャンピオンとしてのプライドが立ち上がらせたので、それを第三者が止めてくれたのを喜んだのではないかと思います。
それにしても、井上尚弥選手が弾けるように喜んでいたのを見ても、彼も同様のプレッシャーの中にいたのがよくわかります。
次戦の5階級制覇チャンピオンドネアとの戦いに死角なしです。
彼が負けるイメージが湧きません。【綺麗な映像見たので修正※ただの趣味レポです】
1Rはロドリゲスがやりたい事を出来ていた印象。細かいテクニック、追い方、バランスの取れた広いスタンスにスムーズなカウンターとレベルの高さを感じさせる。ただ井上選手がやや腰高でぎこちなく、相手を見てしまっていた感。迷いがあったのか、少し窮屈そうな動きでした。有効打では井上選手が上回ってたけど見栄えが悪い。
ところが2Rに入ると動きがスムーズになり、スピードとパワーで圧倒。あんなの対処しようがないとしか…。
バックステップと同時の左カウンターとかあんなに強く打てるのが理解不能…あんなタイミング予測出来ない、体幹とバネのオバケ。そしていつもの踏み込みで蹂躙。笑
今のドネアはなぁ…バーネットの試合中の故障による棄権、さらにテテが試合前に故障、って経緯に助けられた感が強く、流石に井上相手は苦しすぎる。
全盛期のドネアと対戦したら面白かったでしょうね、ただ恐らくそれでも井上選手有利だったかと。むしろあの時代だと鬼門になるのはリゴンドーだったはず。
井上選手に勝てる条件…スピードがありディフェンスがうまく、体幹で押し負けず、ジャブとカウンターで距離をキープでき、長いラウンド戦えるスタミナがある…ってそれメイウェザーやん。
ロマチェンコ相手でも、案外いける気がする…ただ、接近戦は不利だろうし実はリーチは井上の方が長い。耐久性がわからないから難しいけど、ロマチェンコに勝てるのは恐らくフィジカルモンスターだけ。
Sフェザーのデービスも面白そう。井上が階級上げてスピード落とさなければ…だけど。あぁ、相手がいない。開始早々から左フックの大振りが目立ち力みを感じましたが、1R後半には落ち着き、いつものコンビネーションが当たるようになりました。
井上選手は試合後のインタビューで、1R終了時点ではどちらが勝つか分からない手応えだったと発言しましたが、ロドリゲス側はすでに実力の差を感じていたはずです。
次はドネア。WBSSトーナメント参加選手が発表された時から待ち焦がれたカードです。かつて西岡さんにも勝った5階級制覇王者ですが、井上選手の優勢を疑いません。
井上選手はすでに歴代の日本人ボクサーが築いてきた数々の記録を塗り替えてますが、今後も私たちに未知の世界を楽しませてくれるものと信じてます。