日経平均は反発、米株高を好感し一時300円超高、中国株安で上げ幅縮小
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日経平均株価は187円高となっています。
米国株はNYダウが214ドル高と3日続伸、月曜大幅安の9割方を回復しました。
これを受け、今朝の東京市場も反発、183円高から始まりました。
前日はファーウェイ禁輸と自動車輸出制限が伝わって下げた市場でしたが、午前に茂木大臣の「数量規制、日本は対象外」コメントが伝わり一段高、335円高まで上げる場面もありました。
後場は上海香港株安もあり、若干、ダレて引けています。
自社株買い発表のソニーが上げた他、SBGや任天堂が上げました。
週を通せば94円安で続落ですが、5.10制裁関税第3弾発動以降の下げはほぼ取り戻しました。
週初の景気動向指数も「景気悪化」と判断が下方修正され、増税凍結期待も再燃したようです。
来週は週初にマイナス予想のGDPが出て、金曜に月例経済報告がある為、消費税の最終判断接近に関心が高まりそうです。
水曜に機械受注と貿易収支、週末にCPI、米では中古住宅販売や耐久財受注も出ます。
5月安からの折り返し値戻しが続くかどうか、分岐の週となる可能性もありそうです。日経平均株価、TOPIXともに反発。遅ればせながらのリバウンドでどのくらいまで戻すかどうか。米中株、ドル円、、、と外に振り回されつつはいつものことですが、仮に月を跨いで底割れの調整となるにせよ、この局面では踏ん張ってほしいですね。あくまでも願望に過ぎませんが。一先ず今週もお疲れ様でした!
日経平均+0.89%、TOPIX+1.09%、マザーズ+1.91%、REIT+0.44%。
前場引けでは一時300円超高となったが、午後は少し落ち着き+187円(一日ドル円も動いている)。ただ上海株は-2.5%近く、香港も-1.3%ほど。ダウ先物は-60ドルほど。
業種別には水産農林-0.98%、空運-0.37%、電ガス-0.27%を除くとプラス。特に大きかったのは石油石炭+2.86%、その他製品+1.78%、情報通信+1.67%、鉱業+1.65%、サービス+1.63%など。
個別ではソニー+9.89%(MSとのクラウドゲーム?)が大きい。逆にマイナスは太陽誘電-5.08%、TDK-4.69%と昨日に続きHuawei関連で下落。あと半導体製造装置でSCREEN-3.94%、アドバン-2.64%(TELは+0.43%、あとAMATが昨日決算で引け後に+6.10%と、動きが割れている)。あとはZOZO-7.22%。
今週もお疲れさまでした。