1ℓあたり金30g!携帯電話など“都市鉱山”から金属を安定回収する技術
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都市鉱山とかいうものは、まとまった量があれば引く手あまたの原料です。
銅の鉱石を処理するよりも利益が多く出るので、すでに三菱マテリアルやJX金属などが海外に集荷拠点を設けるなど争奪戦が繰り広げられています。
溶媒から抽出となると、大体この手のものは一つの溶媒に対して一種類の金属を吸着するのみです。
他の貴金属や銅などの有価金属は別の方法で回収する必要が出てきます。
となると、銅製錬所の乾式工程で処理すればほとんどの有価金属を回収可能となりますので、こちらのほうがリサイクルという意味でも優秀です。
コスト面でも、銅製錬所に入れる以上のメリットを出すのは難しいでしょうね。
都市鉱山を活用できます!的なノリの技術が出てきますが、本当に必要なのか疑問に思います。
まあ今回のようなものは工業的なリサイクルというよりも、実験室レベルの貴金属の有効活用に使用する目的だとは思いますが。
都市鉱山の問題は処理技術よりも、集荷にあると思いますね。