ネット界隈の人事制度をまとめてみた
note(ノート)
315Picks
コメント
注目のコメント
度々福利厚生の話題が出てきますが、制度の中身ばかりで、それをどう運用するのが適切なのかの議論はなかなか無いですよね。記事にも「育児をしている社員ばかりに福利厚生が偏らないよう」と書かれている通り、福利厚生は誰もが共通して同じだけ利用するものではないので、どうしても不公平感が出てきてしまいます。
福利厚生の大手ベネフィット・ワンは福利厚生の種類を充実させるだけでなく、それらの利用をポイント制にして、全従業員に年間○○ポイントを付与します。従業員は自分が与えられたポイントの中で、自由に福利厚生を選択できる訳です。福利厚生で毎日スポーツジムで汗を流す人も居れば、年に数回旅行を楽しむ人も居る。これが今のとこベストな福利厚生の運用です。それができないなら、福利厚生なんて一切止めて、その分給料を上げたほうが良いです。このマトリクスは人事制度として、かなり分かりやすいです。心理学の二要因理論(衛生と動機付け)と経済学の貨幣価値で分類してる、理に適ってます。あとは、これをどの割合、どの順番で整備していくのか。メルカリの人事制度のように対象者の偏りまでも考えて徐々に拡大していくことが人事担当者の勘所ですね。