叱らない!教えない!でも子どもは育つ。大切なのは「ふざけ」「いたずら」「ずる」「脱線」
文春オンライン
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注目のコメント
本当の教育者。
ようやく井本先生の本が出たんだな。
教育は誰でも何か言えるし、少し目新しいことして注目されるその時々の「時の人」はいるけれど、本当に芯に当たっているのは井本先生だなと、ずっと思っていた。
次代の教育です。自分がイラッとしてしまうということは、そこに自分の中にもある弱さを見いだしているはずなんです。だからイラッとしてしまうんです。その子の中にある未熟な部分、弱い部分を認めてあげることは、結局は自分自身の中にも同じくある未熟な部分、弱い部分を認めてあげることになるんです。
逆に言えば、子供の未熟さにイライラしてしまうということは、大人自身が自分の未熟な部分を直視できていないということ。自分の未熟さを棚に上げて子供にだけそれを直させようと考えるのは、少々虫が良すぎるということ。高校や児童養護施設に訪問して講演をしていると"ふざける"子はたくさんいますが、こと彼らはこちらを怒らせようと思っているのではなく、注目してほしい為の手段であることは正にその通りだと思います。
そこで彼らの目的を理解し、認めることができたのであれば、怒るや叱るではなく、他の最適な手段を提示してあげることができるはず。
自分に対しても"なぜ、今注意しようとしたのか"という目的を理解して、最適な行動を取るよう心掛けていきたいと思います!