糸井重里さんと考える、企画って何だろう。
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石田ゆり子さんが「糸井さんの周りには弾むボールのような空気があるのです」
と、以前インスタで書かれていたのですが、その"弾むボールのような空気"を感じられたイベントでした。
#企画メシ で糸井重里さんにお話いただいた内容をまとめています。ぜひ
"企画を話すとき、僕は「ターゲット」を考えていないんです。最近、映画の『ダンボ』を観て、僕はすっかり喜んだのだけど、あれを考えた人は楽しかったんだろうなぁ、と思いました。耳の大きな象が空を飛ぶなんてアイデア、何の役にも立たないじゃないですか(笑)。
でも、今はマーケティングが当たり前になっちゃったもんだから、「役に立つから」とか「問題解決のために」とかって考えてしまう。耳の大きな象が空を飛ぶ、なんてアイデアは悩んでいる人の問題には何の役にも立ちませんよ。でも、世界中で何億という人が耳の大きな象に夢中になって、それでご飯を食べている人もたくさんいる。「何かのために」と考えすぎると、それは仕事になっちゃうんですよね。"100円玉を捨てる話はいいですね。「何かしらの条件を元にして物事を考えると、ただの問題解決になってしまう」「不平不満ばかりで現場にいっていない一般論」耳が痛い言葉でしたが、議論が大好きな日本人、でも結果はなにも生み出せていない閉塞感の空気を入れ替えるような楽しい視点だと思いました。多分私は糸井さんのような底抜けに器が広いクヨクヨしない人が好きなんだと思います。残念ながら100円隠して持って帰るタイプの人間なので、恥ずかしい。