グーグル、オンラインショッピング体験を向上へ--新しい広告フォーマットも発表
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【Googleはショッピング体験を変えようとしている】
この記事では、Googleのショッピング体験の新しい提案や、人気のあるInstagram的なギャラリー広告の追加などが紹介されています。
Google Shoppingは小売業者や実店舗、Googleサイトからそのままの購入を選択できるようになり、Google経由での購入の場合、返品などの対応もしやすくなるそうです。
また検索や動画との連携にもより大きな期待ができ、メーカーは自社、あるいはYouTuberなどとともに、良質な動画をYouTubeに用意し、商品購入の前後にビデオが介在するようなショッピング体験が実現されることになるでしょう。
米国でGoogleは、スマートホーム製品などで「Enjoy」というデリバリーとセットアップを行うサービスを活用しています。枠さえあれば、購入した商品がその日のうちに届き、同時にセットアップまでしてくれるサービスを提供しています。
Nest Hub(旧Google Home Hub)とセキュリティカメラのNest CamをオーダーしたときにGoogleがEnjoyを通じて派遣してきた人は、若くて知識豊富で、スマートホーム設置のちょっとしたワガママや設定なども済ませて20分足らずで帰って行きました。
わかりやすい製品を作ることも大切ですが、その売り方や購入体験にも大きな可能性があることに気づかされた経験でした。
この記事ではオンラインでのショッピング体験について言及されていますが、Googleはオンラインだけでなく、リアルでも、既に体験を変えようとしている点には、注目しておくべきでしょう。Instagramもショッピング機能が追加されましたが、YoutubeとECも確実に相性が良いですよね。昨日のタベリーの新機能もそうですが、サービスからシームレスに商品購入まで行えるというのは今後増えてきそうです。
献立アプリ「タベリー」のオンライン注文機能:https://jp.techcrunch.com/2019/05/14/10x-fundraising-250-m-yen/
オフラインの事例ですが、お店を探す際に44%の消費者が初期段階からGoogleマップを使用しているそうです。
ソース:https://www.gybo.com/downloads/search-listing-research.pdfスマホのディスプレイはいつのまにか18:9が主流になり、ソニーの新型Xperiaは21:9。
縦長画面の真骨頂は、画面の上下分割です。
上半分で動画を再生しながら、下半分でブラウジング、お買い物をすることが当たり前になっていくでしょう。
そしてYoutubeから商品を購入できるのなら、動画投稿者もアフィリエイトとして収入を得られるようにするべきだと思います。
動画投稿者はすでにアドセンスから収益を得ていたり、そもそも商品自体が企業から依頼を受けて紹介しているものだったりしますが、Googleもそれに乗っかるだけでなく、動画投稿者がもっとクオリティの高い動画をつくろうと思うインセンティブを払わなければいけないと思います。