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白血病新薬「キムリア」保険適用 3349万円、財政へ影響も

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  • 浄土真宗本願寺派僧侶

    健康も経済格差ですね。
    誰しもが受けられる医療というものが狭まっています。
    これを問題とするかしないかは政府次第。
    ただ医療従事者も社会保障費から少なからずもお給料をもらっている公務員という意識は必要と考えます。
    このような考え方を教えてくれる学校はありません。


注目のコメント

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    キムリアが財政に影響を与えるのは間違いのない事実です。しかし、今回のキムリアの承認でそれを問題視するのには、少しズレを感じます。

    キムリアの今回の承認は、不幸にも特定の種の白血病を患い、既存の治療で治らないお子さんが主な対象になっています。これまで助けられなかった若い命を助けるための治療に、国家予算、すなわち皆さんのお金が用いられることには、そこまで大きな違和感はない方が多いのではないでしょうか?その事実を知ったら、もしかすると寄付だってしたいと思えるかもしれません。

    例えばこのキムリアに関しては、問題はここからです。年齢で話をするのは不適切かもしれませんが、皆さんへの問題提起をするためにあえて持ち出したいと思います。

    米国、欧州ではすでにキムリアが高齢者に比較的多い悪性リンパ腫にも適応拡大されています。いずれは日本でもそういった動きが求められるでしょう。もしこの薬剤をご高齢の方のリンパ腫にも使用しはじめたら。

    リンパ腫は患者さんの数も格段に多いですから、その使用量も格段に増えることが予想されます。そうなったら、みなさんはどう思われるでしょうか?違う感覚を持たれるかもしれません。

    また、残念ながら同様の価格帯の薬剤はもはやキムリアには留まりません。20年も前にはこんなに高価な薬剤はほとんど存在しませんでしたが、ここ数年で急増しています。私自身も個人として5000から6000万円かかる薬剤を使用しています。お断りをしておきますが、これらは全て替えの効かない命を救うための治療です。

    命に値段はつけられません。しかし国家としてのお金は有限です。難しい問題ですが、どこまでを助け合えるのでしょうか。そして、何を切り捨てるべきなのでしょうか。

    いずれにせよ、高額医療の保険適応、高額療養費制度への議論が必要なことに全く異論はなく、むしろそのスピードを早める必要があると感じています。しかし、それは今回のキムリアの適応承認に対してではないような気がしています。

    追記
    既報と異なり、悪性リンパ腫にも症例限定的に適応とするようですが、極めて限定的ですので、論調に変わりはないです。


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    再生医療・幹細胞生物学研究者

    iPS細胞からこれ(CAR-T細胞療法)を開発するプロジェクトに従事しています。キムリア初め、CAR-T細胞療法は間違いなく革新的な治療法ですが、再発や副作用も多く出ています。
    やはり、使ったら必ず支払いというのは最終的にフィットしないのでどこかで、成功報酬型や評価に基づいた支払いが導入されるでしょう。

    この薬が承認したときに書いたコメント(https://newspicks.com/news/3689929)や2019大予測にも言及させて頂きましたが、このキムリアだけですぐ破綻!!という規模(現時点で適応が予想される患者数で〜150億円くらい)ではありません。

    ただ、他の先生方もおっしゃられているように、適応拡大はありますし、そこに行き着くような臨床試験はたくさん走っています。

    また、ノバルティスのキムリアだけでなく、ギリアドのイエスカルタなど他の国ですでに承認されているCAR-T細胞療法も控えます。

    5/15 0:40 追記
    リンク先の記事とタイトルが変更され、3349万円に決定ということに変わりましたね。



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