スリランカで外出禁止令、SNSも遮断 イスラム教徒攻撃で
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フェイスブックで言い争いがあった後、スリランカ政府はSNSへのアクセスを禁止しました。しかし、スリランカ各地でモスクやムスリムの商店、あるいは路上の物売りなどが襲われる事件が今も続発しています。スリランカ政府は全土で夜間外出禁止令を出しましたが、収まる様子がありません。もし今後数日このような事件が増え続ければ、より長期的に深刻な事態となります。
イスラーム国を名乗る一派の常套のやり方は、爆破による殺人などで宗教間の対立を煽ることです。イラクやシリア、エジプトでも彼らがやってきたことです。秩序と統治が行き渡った国では、彼らが支持を得る余地はありません。対立と衝突が続く社会に彼らは入り込み、ムスリムを守るという名目で支持を集め、人員をリクルートして勢力をつくります。
先日教会で自爆した実行犯たちも、キリスト教徒を何百人殺すといったこと以上に、宗教間の対立を引き起こして勢力を広げていくことに主な目的があります。もしその通りになれば、彼らの思うツボです。インドにおいてwhat's app上で流れた噂が殺人事件につながって、問題になったことがあったのを思い出しました。
https://jp.sputniknews.com/asia/201807045078166/