データ活用マーケティング「パーソナライゼーション」をどう活かすか
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パーソナライゼーションはそれ単体では今のところあまり機能しないが、人との協働でAIが一気に力を発揮する良い例だと思っている。
「かつて百貨店などのトップセールスパーソンは、多くの顧客の顔とプロフィール、例えば職業や趣味、家族構成などをきっちりと記憶していて、来店した顧客一人ひとりの関心事に合った営業トークをして、一人ひとりに最適な商品を勧めたりすることで業績を上げていましたが、今日ではiPad1台で、そうしたパーソナライゼーションが実践でき、誰もがトップセールスのノウハウを使うことができるのです。」
ここにその価値が表現されている。しかしそれでもやはりデータの扱いは簡単ではない。だから
「現在パーソナライゼーションで成功しているのは、主に規模が小さな企業です。こうした会社は、デジタルネイティブであり、最初からパーソナライゼーションを前提に事業を組み立てています。
このような会社の売上規模は、伝統的な大企業からみると、1社1社は小さいかもしれませんが、実はそれぞれの事業領域でシェアが確実に奪われているというのが現状です。」
ということになっているので、一見急激な入れ替わりは起きていないが、確実に確実に、デジタルネイティブ世代の増加も相まって、入れ替わりが起きていくだろう。やがてパーソナライズが当たり前になったら、どこも同じ提案になってつまらなくなる。それを見越して、想像を少し超えたパーソナライズを目指すべき。トップセールスパーソンは、それが出来ているんだろうな。
パーソナライズもしくはパーソナライゼーションという言葉は市民権を得たんですかね。レコメンデーションも訳されずに使われているので、特に本質を突いた日本語を考えなくても良いのかもしれませんが、色んな意味で誤用されそうな気もします。
嗜好品のサブスクリプションならば、コールドスタート問題を一旦おいておいて、パーソナライゼーションは継続利用の大きな理由になり得ると思います。その際、嗜好認識の精度よりも実は嗜好品の品揃え(アソートメント)の方が重要になりそうなところが、提供者側の先行投資を考慮すると悩ましいところです。
またAIよりも目利きのプロの方が、理屈は抜きにして理由を何かしら述べるので、説得力は高いと思います。