3Dプリントが医療の未来を変える!?ライス大学の研究チームがバイオプリンティングによる肺の開発に成功
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3Dプリンターの存在を知った時点で、こんなことができるのではと想像していたことでしたが、実際にやっている研究グループがあるとは知りませんでした。
臨床応用、すなわち体内でこのような臓器を用いる際の課題は、内部構造をどれだけ正確に作れるか、形態だけでなく同様の機能までをどうそこにもたらすか、人体の他の部位の変化にどう協調させるか、免疫機構による攻撃をどう避けるか、感染のリスクをどう下げるか、不具合の際の対応をどうするか、など非常に多面的で、現時点では非現実的なオプションでしょう。
しかし、臓器を作製して教育や手術などのシミュレーションに活用したり、iPS細胞とのコラボレーションなどにより、より単純な臓器または臓器の一部を作製し、それを臨床応用することは今後可能になるかもしれません。この手の分野の研究は、非常に期待しています。
安全性の観点から、まず応用されるのは現在ブタなどの臓器を用いて行っている「手術の練習」や、「臓器の研究」になるのでは、と想像します。ホントに実用化になるのはいつなのか、すごく気になる。
それによって医療の方向性が変わるかもしれないくらいのインパクトがあることだから。
ちなみに、いくら再生医療が進歩しても喫煙してよいことにはならないと思うので悪しからず。喫煙は肺だけじゃなくて気管支や血管も痛めるので、それら全部をとっかえるのは至難の業だと思う。肺だけじゃない。