【未来に投資】気候変動に挑む「金欠スタートアップ」の奮闘
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注目のコメント
海面上昇する中でも集まって議論する政治家たちというアートが
一時期風刺として強烈に流行りましたが、
そのうち、集まって株式を売買する投資家というアートが出てきても
おかしくない状況だと思います。
とはいえ、投資対象が気候変動によって影響を受けるような分野も
急速に増えてくると思うのでそこから投資マネーが
またクリーンテックに流れるという見方もあります。
本記事後半で言及があった政府の支援について日本はエネルギー基本計画https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/pdf/180703_01.pdf
内にCO2除去がまだ組み込まれていないということが
今後日本がこの分野で遅れる影響を生むかもしれません。多くのVCはITベンチャー企業への投資代行サービスと捉える方が分かりやすいかもです。ITビジネスに疎い大企業(LP)から資金を集め、ITベンチャー企業に投資していく。少なくとも、これまではそういう状況が主でした。
一方、ユーグレナの永田さん率いるリアルテックファンドのように、非ITの投資を専門とするVCもありますが、まだ少数派です。
ピーターティールは「僕らは空飛ぶ自動車が欲しかったのに、手にしたのは140の文字でした」という有名な言葉を残している。
日本発で世界で活躍するベンチャーが過去30年間ほぼ出ていないのは、日本が世界で勝てる領域にチャレンジ資金が流れなかったことが一因と思います。ただ、これは社会問題であって、VCの問題ではないと思います。
また、アメリカでも、イーロンマスクのテスラやスペースXのように突き抜けた例もあるので、クリーンテックなりの勝ち筋は今もあるはずです。
クリーンテックはB2Bが多く、ソリューションを大企業に売れれば良いので、大企業やCVCから直接資金をもらう方が良いのかもです。ITビジネス以外は、VCより大企業の方が理解力のあるケースも多いと思います。
ムスカさんが丸紅や伊藤忠から10億円以上の資金調達をしているのが、そのいい事例と思います。環境ビジネスが儲かるようにするためには、善良な投資家や政府資金だけではなく、民意が重要だと思います。
開発に時間が掛かったとしても、そのようなことに取り組んでいる企業、投資家に対して社会的な評価を上げ、他のサービスの売り上げや資金繰りがよくなるようなESG投資のような仕組みを明確な仕組みを作る必要があると思います。
そのためには、そのような活動に関心をもち、指示し続ける民意の形成も重要だと思っています。