大学無償化法が成立20年度施行 低所得世帯が対象
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
教育を受ける機会を金銭的ハンディで奪われなくなることはとてもいいことと思う反面、すでに定員割れをしているようなFランクの大学の延命処置的なものにはならないでほしい。やはり高等教育である以上、就職予備校的な大学の存在意義は疑いの余地が存在するし、何よりも教育の質の担保はとても重要だと思われる。
また、トップレベルの大学に関しては合格までの投資費用も見逃せない。いくら大学が無償化しても、合格レベルに達するためにかかる塾や予備校等の費用も決して無視できるものではない。となれば、高校などの公的教育機関がどのような教育を与えられるか、中等教育の学力担保も熟考すべきところが出てくる。
最後に、この予算はどこから生まれてくるのか?
同世代の高卒就業者の税金が投入されるとなると...ここにもまた不平等が生まれてくる。
何となく手放しでは喜べない法案ではある。無償化したところで「今の大学の在り方」が変わるとは到底思えない。
確かに、「金銭的な負担が大きく、大学に通うという選択肢すらない」学生も一定いるかもしれないが、本当に大学に行って学びたいことがあるなら、クラウドファンディングでもしたらいい。
本当に大学に行きたい理由があるのであれば、それぐらいのことは厭わないことでしょうし。
自分に起こせる行動を全てやってから、「金銭的に無理です」と訴えたら良いと思います。
「金がないから大学を無償にしろ」ではあまりにも説得力がなさすぎる大学などの高等教育機関を無償化していくことで確かに高等教育を受けることのできる人は増えるだろう。しかし、「大学入学して大卒ブランドを得ること」が目的になってしまっている学生も多い中、そのような学生にきちんとそれ以外の目的意識を持たせる対策も必要だと思う。