【新】ソフトバンク、トヨタも注目。住宅市場の「超自由時代」
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NewsPicks編集部に新しく加わりました、花谷と申します。5月13日から1週間、住宅・不動産の特集を担当していきます。
今回は、人生の一大問題「持ち家か、賃貸か」を新しい視点で捉え直す特集です。マネーの視点からの切り口だけでも、膨大な数の議論が展開されてきましたが、今回はライフスタイルや働き方という観点を中心に、この問題を考えてみました。
このテーマ設定は、私自身の体験が反映されています。NewsPicksの親会社、ユーザベースは、出社義務もコアタイムもありません。必然的に、自宅での作業時間が増えました。そうなると、自宅で働くための環境を整える必要が生まれます。もっと広いスペースが必要です。
また仕事柄、深夜の帰宅が多いため、夜でも人通りの多い地域に住んできましたが、これからは住環境重視のもっと静かな場所に住むこともできそうです。
つまり、働き方が変わったことで、住まいに求める条件がガラッと変わったということです。ユーザベースはちょっと極端な企業ではありますが、国を挙げて働き方改革を進める昨今、同じような現象が他の家庭にも起きているのではないか。そんな問題意識が、この特集の根底にはあります。
住まい選びは混沌としてきました。1週間どうぞ、よろしくお願いします。この発表は、普通に捉えると二社を統合した新たな巨大ハウスメーカーが誕生するのかと感じてしまう人が多いと思いますが、実は工法や強みはバラバラの会社。なかなか統合するメリットは見出し辛い。
そう考えると、この統合の一番の意味は、トヨタ自動車が発表したような脱メーカー宣言であると捉えるのか私の見方ですし、二社の親会社を考えると新たな暮らしのプラットフォームを目指すという宣言にも感じます。
パナソニックは先日、リノベーションミュージアムたるものを汐留に創ったばかりで、ものを売る会社から価値を提供する会社へと変貌を遂げようとしていることの1つの現れであると考えます。
住宅建築業界としては、ある意味これまでなかった大きな動きであり、これから車も含めての豊かなライフスタイルへのサポート産業へと変貌を遂げることに期待したいです。家電とクルマ。
という昭和を牽引してきた最強コンテンツが令和からリバイバルされ、同じく牽引してきた住宅をフックに再登板されようとしています。
海外も視野に入れてるとは言え、企業が持っている営業所のほとんどは国内なので、とてもドメスティックなチャレンジです。
ただ、家のエンタメ化がこれからどんどん進むので、家電もクルマもカタチを変えて人を楽しませたり幸せにすることは可能です。このエンタメ部分においては、僕らMii-TEKも近い辺りに全ベットしています。