【佐宗邦威】独自のアイデアを生み、響く「表現」を作る方法
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一週間お付き合いいただきありがとうございました!
最終回の今回は、ビジョンを自分なりの独自性を付与するためのアナロジー思考と、共感をうんで表現するためのストーリー作り、がテーマです。
ある程度アイデアが具体化してきたら、企画書を作るのではなく最終的にユーザーが見るポスターやWebページ、ビデオなどの具体的なフォーマットにして表現しながら考えると、一気に解像度が上がります。作って見ると自分が本当に作りたいものかどうかがわかるので、自分が見えてなかったこだわりが見えてきます。
以前はこのような表現はクリエーターに任せることが常識でしたが、今はクリエーターとよくコラボするためにも逆に自分で解像度の高いイメージを持った上でクリエーターと働くことが、魂のあるものを作って世の中に出す上で大事なのではと思います。
一週間お付き合いいただきありがとうございました!妄想駆動で、ビジョンを形にして生きていく一助となりますことを願うばかりです。表現を磨くには、分解、逆、組替などの技術を使いながら、とにかく表現するしかないのだと思います。
その際、表現の良し悪しを判断するために、人に表現して反応を観たり、人と一緒になって言葉を交換することが有効で、そのようにしながら他者との距離感を詰めて、言葉を洗練させていくことが有効です。
意見を求めても「〇〇さんの意見に同じです」とか、質疑応答でも誰も手を挙げないなど、教育でも社会でも自分の言葉で表現する機会が圧倒的に少ないですが、そういう場で例え稚拙であっても表現し続けなければ、言葉も磨かれないし、頭も整理できません。あたりまえを裏返すためには、
なるべく遠くのものから商品へのアナロジー発想で新しいアイデアを
生むというところには賛成ですが、
「遠いところから借りてきたものほど優れたものになります。」に
「違和感」を感じました。
この前、お会いした方で「自分たちの競合は消費行動の全て」と
言ってて目から鱗でしたが意外と身近なものにも大いなるヒントが
隠されている気がします。それは身近なものほど
実はその性質を非言語的に理解してるからだと思いますが。