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特に知覚力は、意識しないとなかなか鍛えるのは難しい一方、
ちょっとした意識と習慣で大きな効果が出るものです。
人間の認知にも絡むめちゃめちゃ深い世界ではありますが、その入り口にようこそ!
また、自分が意味を作るという意思も、自分らしさや個性の発揮につながります。学生に講演する機会でも「自分の辞書を持て」ということがありますが、その意図は教科書的な理解ではなく自分事化して自分にとって意味のある状態でストックしておいてもらいたいという想いがあります。自分なりの解釈を持つから、そこに個性が宿ります。
もう一つ次元を加えれると思います。
記事後半のセンスメイキング「自分らしい意味づけをすること」は
同世代だと、自分らしさを求めるあまり記事の言葉を借りれば
「知覚力」での独自性についてもメタ分析的についつい捉えて
しまいがちな行為ですが(いわゆる自分探し)、そこに入ったが終わり。
誰も自分一人で独立して養われるものではないので、
そのためにも右脳的な判断のもと、また本記事は
観察がメインになってますが、対話によって
自分というのは表出する要素も多く、言霊思想ではないですが、
普段の言葉遣いから自分がまた再度色付けされていくと
思うのでビジョン思考を養うためにも一人でよりも二人で
美術館に行くのが良いと思います。
僕の理解では、
安宅さんは「知性の体系をつくるのは知覚である」と言っていて、養老さんは「わかる、とは新しいパラダイムを作ること」と言っていて、佐宗さんの頭の中ではこの2つがうまくミックスされて、そしてうまくアウトプットされているような印象。本読もう。
『アイデアとは、最終的には「降りてくる」ものです。では、いつ降りてくるかというと、日常生活の中で出会うことが多いですね。
そうすると、いつ出会うかはコントロールできませんが、自分でアイデアが降りてきやすいようにデザインすることは可能です。』
私たちは言葉で世界を分節する。そして分析しようとする。でも、本質的なことは何もわからない。そこで私たちは、言葉で分節された「モノ」から「モノ」へ視点を移動し、そのつながり(時間的経緯が生み出すつながり)に意識を向ける。すると、劇的な変化が生まれる。そこに意味がある!と気づく。そして物語が起動する。
以下引用
“まず朝にその日の色を決めます。例えば、赤と決めたら、その日一日、家の中、通勤途中、オフィスの中と、あらゆるところで赤いモノを探して、見つけたらスマホで写真を撮ります”