【新】「妄想」から価値あるアイデアを創る、思考の新技法
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個人的にも親交の深い佐宗さんの話題の新刊です。
物事を効率的に処理していくことに長けていた彼は、P&Gでプロダクトを市場に出していくためのマーケティングのプロとなります。その後、その手法の限界を感じ、アイディアをデザインやプロダクトに具体化させていく手法を学び、これをまとめたのが前著「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」ですが、さらにゼロからアイディアを生み出すための手法をまとめたのがこの「直感と論理をつなぐ思考法」となります。
ちょうど海から河、川から源泉と遡って来るようにキャリアを経て、それぞれの役割や必要な思考法を体得した著者だからこそ、どれが正解ということではなく、それぞれの思考法の強みとそれが適した場面などが冷静に指摘されており、野心的で説得的な提唱となっています。
今後公開されるインタビューも楽しみです。なんか最近もやもやしてた、アイディア出しのアプローチ手法について、すっきり言語化された気持ちです!
特に記事中で紹介されている6つの感性については、うちの開発チーム内でもしばしば話題に上がるキーワードがキュっとまとまっていて、激しく共感しました。
思わず原書にも手を出しました☺️
そういえば、昔「英語は説明するときにメタファーとかアナロジー大好きだよね」みたいなことを言われた記憶があるけど、一見違う概念が似たものをわかりやすく表現するという思考は、多民族国家であるほど育つのかな...?とも思った。抽象的な概念がシンクロされてはじめてちゃんと伝えたいことが相手に伝わる気がして、多民族国家だと、自然と相手は自分との違うということが前提だから、コミュニケーションも、メタファーとを多用していく感じになるんだろうね。
とはいえ、同じ日本人でも育った環境によって全然違う頭の中のイメージをもつから、ほんとは大前提をシンクロするとこかはコミュニケーションを始めた方がいい。
同じ日本人だから、相手も自分と考えてることが一緒とは絶対に思わない方がいいですよね。
そんなとこから、アナロジー思考を強化してみるのもありかも!とおもいました。
続きの連載も楽しみです!今、ベストセラーになっている「直感と論理をつなぐ思考法」著者、佐宗邦威さんのロングインタビュー連載が本日から始まります。
佐宗さんは、P&Gのブランドマネジャー、ソニーのクリエイティブセンター、デザインスクールをへて、戦略デザインファームを起業しています。
最初のP&Gのマーケター時代、戦略・論理思考やPDCA思考で限界を感じて、デザイン思考を学び、そして「ビジョン思考」という新たな境地を切り開いた経緯を詳しく聞きました。
イノベーション発想をする上で、デザイン思考にも、論理思考にも足りないもの。それは「妄想」と「直感」。日本人は真面目だから、確かにここが弱いんだなと感じました。
妄想や直感はセンスと思いがちですが、直感を鍛える方法、途方も無い妄想を価値あるアイデアに転換するテクニックがあります。これらのノウハウは、記事では2回目以降に展開されます。
仕事がうまくいかない、つまらないという人には特にオススメです。本記事は、現状を打破するヒント、具体的なテクニックが満載です。ぜひ読んで実践してみてください。