日本工業大学、安全で高性能の全固体電池の開発により省エネルギー・地球環境維持に寄与
大学ジャーナルオンライン
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注目のコメント
完全に筆が滑ってますね。。私立大学研究ブランディング事業に採択されました!これから、全固体電池にとって最適な固体電解質を見つけて、電池開発します!という決意表明です。気になったのが以下の表現
≫低抵抗固体材料界面形成(Science)、機械学習を利用した新規材料開発(Mathematics)、プロセス技術検討と全固体電池の性能評価(Engineering)の3項目について研究
・低抵抗の(≒導電率の高い)材料(恐らく無機材料)をマテリアルズインフォマティクス(以下MI)を使って探索します。
・その材料を使った電解質と正極の界面に形成される固体電解質界面(SEI)を、高抵抗にならないように制御します。
・規模は不明だが、(量産に耐えうる)製造と評価方法も検討します。
ということなんだと思います。方法論として全く依存はございませんが、ScienceとMathematicsはちょっと。。更に、
≫そのために、ベイズ推定などの機械学習を取り入れた物質合成を行う。これにより、従来1年かかった合成条件の最適化を1か月で実現するとしている。
の「物質合成」は物質作るかのような印象を与えます。マズイです。恐らくベイズ最適に使えるような経験データを日本工業大学が持っているとは思えないので、もしデータ提供したら無償でMIやらせて貰えたり出来ないかな。
というか、研究の方は大丈夫かなぁ。研究ブランディングって釣り・煽り記事とは違って、宣伝や研究費目的に見えてしまうので、このメディアや大学広報の方は十分お気を付けください。拙い表現でもいいので、独自のアイデアや意図を知りたかったです。