三菱商事 なぜ千代田化工を支援? 3つのポイント
日本経済新聞
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注目のコメント
千代田化工のようないわゆるEPC事業には、中国を中心とした新興の企業がいくつも参入し、近年価格競争が熾烈になっていること、彼らがQCDを愚直に守るレガシー企業がとてもコミットできない条件を飲んでしまうこと、などが状況を悪化させる原因の一つになっていると思います。敵失を待つ以外にどのような解決策があるかがポイントだと思います。イノベイティブなソリューションを考えられるかどうかが、分かれ目ではないでしょうか。
千代田化工は、完全人工光型植物工場の分野にも手を広げようとしており、丸紅・昭和電工と共にドバイなど海外展開を目論んだり、最近ではいろいろいわくがあるMIRAIとの提携を発表したりしています。
本業が芳しくない企業が、新規事業分野をいろいろ模索する中で植物工場に手を出す例も結構あり、こうした処にも経営のタガが少し緩んでいるような面が窺えるような気がしますね。