インド人が驚く日本の「ナン」独自すぎる進化
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日本によくある大きなナンにつけるソース多めのインドカレーにランチはサラダ付き店スタイルは、実は小さい頃は特にインド料理をたべていなかったネパール人が日本人好みに変化させまくることで発展したとのこと。そもそもナンも、イギリス領のころにヨーロッパ人向けにふわふわナンが受けたのでそうしたとのこと。
世界のどこにでもあるインド料理と中国料理は、各地の地元に受け入れられるように改変を続けられることでこんなに拡がるんでしょうね。
その逆に、それでもインド料理だったり中国料理だな、と認識する共通プロトコルみたいのは何なんだろう、和食も改変をするとして、それでも失っちゃいけないプロトコルはなんなんだろうと考えさせられます。かねてより気になっていた「なんで日本のインド料理店はナン+バターチキンみたいな北インド系が圧倒的主流なのか。インドには南インド系とか、他にもあるのに…」という疑問を解消する記事を書きました。
キーワードはインド・ネパール料理店、通称「インネパ店」でした。
日本全国のインド料理店を長年巡ってきたインド食器輸入販売店・アジアハンターの小林真樹さんと、インド料理やカレー文化に精通するエリックサウス・稲田俊輔さんの両氏から、とても興味深いお話が聞けました。面白い!
海外で日本食が中華や韓国料理と併せて供されていたりすると、日本人としては「うーん」と思わなくもない。でも日本でのインド料理や「和洋折衷」もそんなもの。
そして、いわゆる日本のカレールーも、イギリスの海軍料理としてとろみをつけたり、イギリスのカレー粉が起源で、それを進化していったもの。こういうカレーだけでなく、いわゆる「インドカレー」やそのナンもイギリスを経由して日本に入ってきたというのは興味深い。
ナン以外だとチャパティとか、あとはポッパダム(パーパド)というスパイスも入れて焼いた薄い煎餅みたいなものもある。