【データ図解】Z世代VSミレニアル。2つの新世代の「違い」とは
コメント
注目のコメント
どうしても気になったので、集計結果の使い方にのみコメントさせていただきます。これは著者を批判するためのものではなく、データとは本来そう取り扱うべきだという読者への学びの目的で書きます。屁理屈や批判のように見えてしまったらごめんなさい。
本記事は、純粋なアンケートの集計結果を用いて論理を展開していますが、本来このような生データから何かの考察を導くのは不適切です。
アンケートを集計して得られた複数データの「差」は、真実(真に違いがある)、偶然、バイアスのいずれか、ないしはその複合によって生じます。すなわち、データを得た時点ではまだ、真の差とは言えないのです。また、当然ですが、データは日本の同年代全員のアンケートではなく、母集団を代表した抽出集団から算出したものですから、それを母集団に当てはめた場合、母集団の状況を反映していない可能性が考えられます。
この差が上記3つのどちらの要因が関与しているのかを評価する必要があり、偶然、バイアスの影響を取り除くことで、はじめて真の差と言え、考察ができます。
そこで、「統計学」の出番です。統計学の助けを借りることで、バイアスや偶然の可能性を処理でき、十分確からしく母集団にも当てはめることができる、と言えるのです。医療の世界でよく見る「科学的根拠」「エビデンス」はそのようにして生まれます。
しかし、ここでは生データを報告しているに過ぎないので、このデータを「真実」と仮定して【データ図解】するのは残念ながら不適切なのです。
一方、簡易なデータでもそれを用いると説得力が増して見えるのでデータを取り出したい著者の気持ちはわかりますし、医療のように人の命を扱うような話でもありませんから、なんとなく読者が楽しめればそれで良いのかもしれません。デザインを担当してます。
氷河期世代の僕からみれば、ミレニアム(M)もZ世代も変わりはないのですが… Z世代はソーシャル・ネイティブといわれるだけあって、SNSの使い方がミレニアムと大きく異なっていて興味深い。
SNSで複数のアカウントを使い分ける37.9%(M:8.3%)、直接あったことない人とSNSでやりとり33.6%(M:17.4%)、SNSで投稿する写真を加工・編集31.8%(M:17.1%)
その一方で、お金や結婚、キャリアに対しては保守的という一面もあるらしく、もはや全然理解できそうにないことだけはわかりました(笑)デザイナーとしては、幼い頃から「ビジュアルをシェアすること」に慣れ親しんだこの世代がどんな感性を持っているのかは楽しみでもあります。先日、ちょうどサンフランシスコのミートアップに参加しているときにZ世代という言葉を知った。
どうやら自分(1995年生まれ)はギリギリZ世代だそうだ。
今までミレニアム世代だと思ってきたのだが、確かに巷でよく聞くミレニアム世代感というところとなんとなく合わなかった。
そもそも、こうやってくくりにされること自体、嬉しいことでは無いけれども
大きく世間を見るにはいいのかもしれない?と思うと
確かにSNSの使い方については同意できるところが多い。
一つのSNSでの複数アカウントとか、直接会ったことがない人とやりとりしたりオフ会をしたりとか、写真の加工とかっていうところは中学生くらいから始めてたので、すごく自然なこととだったなぁとも思う。
確かにこう考えてみると、今までZ世代が作ったサービスっていうものはほとんど存在してこなくて、まさに私の年で新卒2年目でこれから私たちが私たちのためのプロダクト、社会を作る側にようやくなったんだなぁとも思う。