コンビニより多い"歯科医院"の厳しい現状 - 2018年の倒産件数は過去最高だった
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歯科医師も治療に専念するのでは厳しくなって、経営にも注力しなければいけなくなってきた。
そこで、大手コンサルなどが歯科医院開業のセミナーや支援を積極的に展開している。
それから、多くの歯科医院が税理士などの認定支援機関のサポートで、ものづくり補助金を獲得した。
税理士も歯科医院コンサルに積極的なようだ。
去年のものづくり補助金に採択された企業の中で、歯科医院はかなり多かった。
最新の高額な治療や検査設備を購入するために、補助金を活用している。
最新設備や最新技術で治療を行なっていることをアピールして、来院につなげたいのだろう。
現在も、ものづくり補助金が募集されている。製造業向けの補助金だが、今回も採択企業が歯科医院だらけかもしれない。NP上でもよくコメントさせてもらっていますが、今の歯科医院の役割は虫歯を削ったりすることではなくて、口腔を通して患者さんの健康をサポートすることです。
歯科医師がやっている虫歯の治療って、あくまで対症療法的で、虫歯になってしまう原因を取り除いているわけではないんです。
なのでまた新たな虫歯を作ってきてしまったり、治療したところがまた虫歯になってしまう。
もちろん虫歯という疾患を持っているのは事実なので、それを除去するのは必要なことですが、それ以上に大事なことは、虫歯に、歯周病にならないような環境づくりのお手伝いをしてあげることです。
だからそのためには、患者さんに口腔のことを理解してもらう必要があるし、それぞれのレベルに合わせた言葉の選び方、指導の方法っていうのを時間をかけて行っていきます。
ただこの時間にはほとんどお金は発生しません。
削って詰めて帰ってもらった方が回転率も上がって利益が出ます。
なぜ目の前の患者さんが虫歯を作って目の前にいるのかっていうのをところまでを診て、診療をしている医院が少ないのが現状で、こういった結果になっているのだと思います。
患者さんの過去の習慣の問題点を抽出、改善し、未来が変わってくれることを考えながら診療すべきだと思います。
ただぶっちゃけて言えば、めちゃくちゃ考えて患者さんに向かいあおうとしても、全く聞く耳を持ってくれなかったり、歯科医療従事者を馬鹿にするような態度を取ってくる方に対しては明らかに態度を変えて接してしまいます。
無意味に時間を浪費したくないですし、目標の達成のためにはわれわれと患者さんが二人三脚になって長い道のりを走っていかなくてはならないので、そういった方とはあまり関わりたくないのです。
まずわれわれ歯科医療従事者が、患者さんに自分の健康を守るために必要な知識、技術を学んでもらう場所としての歯科医院になる努力をすること。
こういう当たり前のことをないがしろにしてきた結果、こういった現状を自ら招いてしまいました。
草の根的でも患者さんに大事なことを伝え、信頼を回復する努力を続けることができれば、コンビニより多いと揶揄に近い表現で使われる現状の歯科医院数も決して多すぎる数ではないと思います。
長文、駄文失礼いたいました。
令和は歯科医師の信頼回復の時代となるよう努力します。それを言ったら不動産屋さんのほうがもっと件数多いですけどね。
他の方がすでに指摘されているように、高齢による閉院と倒産は分けて考えるべき。歯科医の友人、知り合いは大量にいますが皆さん経営うまくいっているようです。だれからも病院をやめたという話は聞かず、分院を建てたという景気のいい話のほうが多いかも。
また、歯科医師の腕が玉石混交なのは皆様ご指摘の通り。歯科医師同士の会話でも結構話題に出しているのをききます。明確な判断基準はあるのですが、ここでは公開するのがはばかられるので皆様評判等を検索されるといいと思います。