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【安田洋祐】負けた平成。日本企業は「撤退戦」で生まれ変わる

NewsPicks編集部
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  • 四條畷市長

    地方自治体も全く同じ構造。国からの交付金のみに頼った施策は、ただの延命措置であることに気づき、いかに早く撤退戦に舵を切れるか。それには、住民の皆さんと徹底的に話し合う首長の覚悟が何より重要になります。


注目のコメント

  • 大阪大学 教授

    令和時代の日本経済を、期待を込めて明るく(?)展望するインタビュー記事を掲載して頂きました。

    最後の「ギブ」の文化について少し補足させて下さい。長者番付(資本主義)も「いいね!」の数(共感経済?)も、自分が獲得したもの、つまり「テイク」の見える化です。自分の与えるもの、貢献分である「ギブ」をうまく見える化する仕組みを作ることができれば、人々のインセンティブが大きく変わるのではないか、というのが着想です。(ただ、言うは易しで、実際にきちんとギブの指標や仕組みを作るのは簡単ではありません。なので、面白いアイデア募集中!)

    本来は、こんなギブ指標なんかがなくても、利他的・互恵的な行動で支えられている「家族」や「地域共同体」が過去の姿を取り戻せば良いのかもしれませんが、個人的にはこうした昭和モデルへの回帰は難しいですし、目指すべきでもないと考えています。100%利己的な動機で動く市場経済と、それがほぼ0%の家族や共同体。ある意味で極端なこの両者の、「中間」にあたるような経済圏/コミュニティを、新しいアイデアやテクノロジーを活用して作っていくことこそが、我々が取り組むべき課題ではないかと考えています。

    最後の方で言及したトークンエコノミー(ちなみに、これもテイク中心の経済圏ではあります)もそうですし、利己的な行動で支配されている市場経済にギブの要素を入れていくというアプローチも、どちらも「100と0の中間」を埋めていくための提案だと受け取って頂けると有難いです。まだ非常に抽象的ですが、令和時代にこうしたアイデアを具現化して行ければと思っています^^

    P.S.
    ソフトバンク株式会社は平成2年に誕生しているのですが、前身である日本ソフトバンクは昭和56年生まれでした。勝手な思い込みで平成生まれの企業にしてしまってすいません…<孫会長


  • パナソニック 環境エネルギー事業担当

    私は人間は自分のために時間を使うよりも人のために時間を使った方が幸せを感じる生き物だと思っています。自分の好きなことばかりやっている人であってもです。そうだとすると(そうなんですが)、自分以外のために使う時間を最大化することが幸せの最大化に繋がります。ただしこれが成り立つためには、その努力によって誰かが喜んだり救われたりする実感が見える化され当事者にフィードバックされる必要があります。笑顔とか感謝とか安心とかそういうところです。笑顔製造業や感謝製造業は存在せずそれらは貨幣経済に乗ってませんが、本質的にはそのようなものがネットワークを介して流通して人間生活は成り立っています。

    例えば松下幸之助は婦人の家事労働からの解放と言いました。家事は貨幣経済を介さないため、GDPに算入されません。様々な手法で計算すると無償の家事労働は先進国であればGDPの25%程度の規模となります。日本では100兆円から150兆円という規模で、家電の登場によって家事の総時間や総労働量は減りたしかに解放がされましたが、まだこれだけの報酬のない労働が衣食住を支えるくらしのメンテナンス業として存在します。

    記事ではギブと書かれていますが、私はこの「誰かの幸せのために費やす時間」を見える化して、交換可能なネットワークに載せたいと思っています(すでに現実世界では載っています)。貨幣的物質的豊かさを増幅させてきたこれまでの経済システムのように、心の豊かさを増幅可能にすることが可能だと思います。また、それは法定通貨との交換も可能でしょうし、貨幣的な豊かさと精神的な豊かさも交換可能となります。

    豊かさといえば尾崎豊。平成の最初でした。仕組まれた自由に気付かず生きているというのは昭和より加速してきている気がします。歴史は支配から自由になっているように見えて、実際には人間的ではない別のものに支配されているような感覚があります。「支配からの卒業」という社会は生きている間にきっと来るのだろうと思います。インターネットが生まれて新しい産業が生まれたとか、なんかすごい製品やサービスが出たとか、既存産業も新しいビジネスモデルで書き換わったとかは人間の歴史にとっては些細な出来事でしょう。でも新しい経済システムが作られた時はそれは革命的な出来事で、それは令和で起こるような気がします。


  • Climate Tech @Seattle / ex-PE & FSA

    安田先生の「ギブ」の経済論。ベーシックインカム論とコミュニティ期待論の問題点を乗り越える試みと感じました。以下、それぞれの概要とよく挙げられる反対意見を記載。

    ベーシックインカム論
    ・(前提)人々は、将来の生計の不確実性が高まると、消費やリスクのあるチャレンジを控えてお金を溜め込みます(例 不況時、国や仕事の将来に不安、金融/法律が未発達など)
    ・社会にセーフティネットがあると、将来への不安が軽減される(例 失業/事業に失敗しても大丈夫)ため、①消費が活性化され、②起業などのチャレンジもしやすくなります
    ・このため経済が活性化し社会が豊かになります

    ベーシックインカム反対論
    ・生活保護やベーシックインカムへの主な反対意見は、①人々の勤労意欲を無くさせる(基礎的なミクロ経済学)②働かない人が血税で報われるのは不公正/政府の肥大化(リパブリカン)

    コミュニティ期待論
    現代の日本に限らずアメリカはじめ資本主義先進国において、もう一つのセーフティネットであるコミュニティ復活期待論が勢いを増しているのはとても面白い潮流です(※)
    ・基本的には、昔ながらの「地縁」の復活による互助に期待するもの
    ・安田先生の提唱された「ギブ」は、近年広まっているクラウドファンディングに似た、コミュニティよりもっと緩い関係性での支え合いと理解

    「縁」期待論への反対論
    ・家族・地縁血縁コミュニティ期待論への主な反対意見は、①人々のモビリティが高まり地縁血縁が薄まっている現代において非現実的(現代都市派)、②かつての地域コミュニティの弊害(排他的、同化圧力、コミュニティによる差別への救済策が無い)、③政府がセーフティネットを提供すべき(大きな政府論)

    『市場経済と違う経済圏が増えてくると、「お金にそこまで頼らなくても、自分は生活できるのではないか」という安心感が生まれます。そうするとお金をため込まず、消費が今以上に回るようになることが期待されます。さらに、富裕層の中からは、新しいサービスに対するスポンサーのような人も出てくるかもしれません。そうやって経済全体も回っていくイメージです。』

    ※ また別の観点ですが先月のNY TimesへのDavid BrooksのOp-ed: "Five lies our culture tells"も面白いです


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